元プロバイダー社員が解説する高速モバイルの選び方とおすすめモバイルWiFi4選(2022年5月)

2022年5月版の元プロバイダー社員が解説する高速モバイルWiFiとおすすめプロバイダー4選です。高速モバイルWiFiとは?などモバイルWiFiの基本から選び方、料金、通信速度、エリア、契約期間など幅広く解説しています。

※このページは株式会社Crepas 代表取締役 牧村和慶が元プロバイダー社員の視点で監修しています。

2022年5月版・モバイルWiFiおすすめ4選

高速モバイルインターネットのモバイルWiFiサービスおすすめ事業者を目的別に4つ紹介します。

上記のモバイルWiFiの選び方で示した6つのポイントを踏まえつつ、今月のキャンペーンなどを料金も考慮して2022年5月版おすすめのモバイルWiFiのモバイルWiFiを厳選しました。

通信速度、通信の安定性で選ぶなら

通信速度重視、とにかく速いモバイルWiFiで選ぶならWiMAXです。接続安定性についても申し分ありません。

下り最大2.7Gbpsの速度を誇るサービスで、WiMAXとauの携帯電話回線を使うことができます。標準の通信モードでauのネットワークが使えるので通信品質も問題ありません。

実測値でみても当方が計測した結果、100Mbps以上の速度が出ており、他社モバイルWiFiと比較しても速度は申し分ありません。

WiMAXはWiMAX+5Gというサービスで様々なプロバイダーがサービスを提供しており、今月おすすめプロバイダーは「とくとくBB WiMAX」です。

GMO とくとくBB WiMAX 2+

  • 当初2ヶ月間月額2,079円、キャッシュバック14,000円(乗り換えなら最大41,000円
  • モバイルルーターX11やホームルーターL12など全て無料
  • 安心サポート、公衆無線LANが2ヶ月間無料
  • WiMAX+5G端末の最短当日発送に対応
とくとくBB WiMAXの特徴解説&口コミ・評判
実質月額/契約年数 3,963円(税込)/3年間 ※キャンペーン適用時
キャンペーン特典 14,000円 キャッシュバック
※他社回線からの乗り換えなら最大41,000円
公衆無線LAN、安心サポートが2ヶ月無料
マカフィー® マルチアクセスのセキュリティサービスが1年間無料
月額料金 2,079円~4,389円(税込)
初期費用 3,300円(税込)
端末代 無料
支払い方法 クレジットカード

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キャンペーン期間:2022年5月20日~予告無しで終了予定

WiMAXについては毎月キャンペーンが切り替わるのでそのときそのときで最安のプロバイダーを選ぶのが賢い選択です。

MVNOとなっており、UQコミュニケーションズ社から各社回線を借りているだけなので、どのプロバイダーを選んでも通信速度や使える端末に違いはありません。

最新のWiMAXに関わる情報は以下の記事でご確認いただけます。

料金の安さで選ぶなら

料金の安さで選ぶならクラウドSIM対応WiFiがおすすめです。

通信量は20GB程度から100GB以上まで月間の通信量が決まっていますが、低容量ならとにかく安く利用することが可能です。

今月おすすめのクラウドSIM対応WiFiは「THE WiFi」です。

THE WiFi
  • 月額3,828円(税込)で月間100GB利用可能
  • 4ヶ月間(15,312円相当)無料&事務手数料1,100円割引
  • クラウドSIMでNTTドコモ、au、ソフトバンクの回線を自動選択するからエリアが広い
  • 30日間のお試し利用OK
  • 利用容量に応じて料金が変動するFITプランも選べる
THE WiFiの特徴解説&口コミ・評判
実質月額/契約年数 3,281円(税込)/2年間
キャンペーン特典 4ヶ月間(月額3,828円✕4ヶ月=15,312円)が無料
事務手数料1,100円値引き
月額料金 3,828円(税込)
初期費用 3,300円(税込)
端末代 -
支払い方法 クレジットカード
口座振替(法人のみ)

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100GB以下でも良いならさらに安いプロバイダーもあります。

以下の記事でクラウドSIM対応WiFiのおすすめランキングを紹介していますので、参考にしてみてください。

契約期間縛り無しで選ぶなら

契約期間の縛り無し、期間条件なしのモバイルWiFiを選ぶなら標準の料金設定でお得な「縛られないWiFi」がおすすめです。

WiMAX+5Gなら5G CONNECTという2022年の春にサービスインしたプロバイダーもありますのでこちらも検討できるでしょう。

5G CONNECT
  • 30日間お試しでモニター利用が可能
  • WiMAX+5Gをレンタルで使える
  • 半年間~1年間の利用がお得
  • 月額4,950円の定額固定料金
  • 契約期間の縛り無しだから違約金無しで解約可能
5G CONNECTの特徴解説&口コミ・評判
実質月額/契約年数 6,050円(税込)/3ヶ月間利用した場合
キャンペーン特典 30日間お試しモニターが可能
月額料金 4,950円(税込)
初期費用 3,300円(税込)※モニター利用の場合は不要
モニター利用時は手数料1,100円+送料が必要
(月額料金や事務手数料が請求されますが、返却後に返金されます)
端末代 無料(レンタルのため要返却)
支払い方法 クレジットカード

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30日間モニター受付中

この他、クラウドWiFiというクラウドSIM対応WiFiもあり、こちらは標準の料金プランで契約期間の縛り無しで使えるようになっています。

いつでも解約できるので短期の利用でも安心して使えますし、解約の時期が決まっていない方で長期利用は想定されていない方にもおすすめです。

クラウドWiFi
  • 月間20GB2,580円、月間50GB2,980円~月間100GBなら月額3,718円(税込)で利用可能
  • クラウドSIMでNTTドコモ、au、ソフトバンクの回線を自動選択
  • 契約期間の縛りなし、解約金0円でいつでも解約できる
  • 最短で端末即日発送
クラウドWiFiの特徴解説&口コミ・評判
実質月額/契約年数 3,993円(税込)/縛り無し・100GBの場合
※1年間で試算
キャンペーン特典 -
月額料金 2,580円(税込)※20GBプラン
2,980円(税込)※50GBプラン
3,718円(税込)※100GBプラン
初期費用 3,300円(税込)
端末代 無料(レンタル)
支払い方法 クレジットカード

\全プラン縛り無し/

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無制限・大容量通信で使うなら

大容量の通信が可能、無制限で選ぶなら通信も安定している「ギアWiFi」がおすすめです。

実際に私も使っていますが、大容量300GBまで使えてソフトバンクのポケットWiFiが利用できますので、通信も安定、速度もまずまず速いです。

ギアWiFi
  • 月額3,190円(税込)~月間100GB、300GBプランも選べる
  • SIMのみの契約も可能
  • 1年契約または契約期間縛り無しも選択可能
  • 2種類の端末、ソフトバンク回線の物理SIM搭載のため通信が安定
ギアWiFiの特徴解説&口コミ・評判
実質月額/契約年数 3,465円(税込)/1年間
※契約期間縛り無しも選択可能
キャンペーン特典 SIMのみ契約可能
月額料金 3,190円(税込)~ ※100GB
3,938円(税込)~ ※300GB
初期費用 3,300円
端末代 無料
支払い方法 クレジットカード
Amazon Pay

ギア WiFi 申込みはこちら

また、私も使っている楽天モバイルも無制限に使えるのでおすすめですが、ご利用の地域によってなかなか通信が安定しないという口コミもありますので、今回のおすすめ4選からは除外しています。

その他のモバイルWiFiは?

この他、用途や目的としては限られた方のみとなりますが、短期専門のレンタルWiFiもモバイルWiFiの利用についてはおすすめできます。

1日単位、1ヶ月前後の短期利用なら以下の記事が参考になります。

WiFiレンタルどっとこむやグローバルモバイル、NETAGEなど短期利用を専門にレンタル可能なモバイルWiFiサービスが展開されています。

この他にも携帯電話キャリアから販売されているデータ通信端末を利用する方法もありますが、やはり月額料金が今回紹介したものと比較して高額ですし、データ通信端末は別途購入が必要となるなどハードルが若干高めです。

それでもNTTドコモについてはソフトバンクのポケットWiFiのように他社でも取り扱いできるようなところは少ないので、ドコモの回線が良いということであれば検討しても良いでしょう。

NTTドコモのギガホプレミアはディザリングが月間60GBまで使えるので、スマホの通信量やPCに接続する場合でも便利に使えます。この場合はデータ通信端末を持っていなくてもOKです。

参考:ドコモ ギガホプレミア

auでも同じようにデータ放題MAXといったサービスもありますので、こちらも検討してみるのも良いでしょう。

参考:au 5G データ放題MAX

高速モバイルWiFiとは

モバイルWiFiとは高速通信が可能なモバイルWiFiを利用したインターネット接続サービスです。

自宅でも屋外でもインターネットに接続できる点で従来の光回線などの固定回線と大きく特徴が異なります。近年は、高速通信が可能で、光回線並みの通信速度を誇るサービスが数多く提供されています。

モバイルWiFiを利用することによりいつでもどこでも高速インターネット接続が可能で、手軽にインターネットに接続して大容量通信が行えるようになりました。

モバイルWiFiのメリットとデメリット

メリット

モバイルWiFiのメリットとして、大きなポイントは端末を手元に用意するだけでインターネット接続のための工事が必要ない点です。

工事不要のため、回線が確立するのは事業者に申し込みをして端末を入手するだけです。

後ほど解説しますが、一部のプロバイダー・事業者は申込みしてから最速で当日店頭受け取りまたは申し込み当日に端末発送に対応していますので、最短で当日や翌日にはインターネット接続が可能になるのも大きなメリットといえるでしょう。

高速通信が行えるという点で、速度についても光回線並みの速度、理論値で2Gbpsや1Gbps前後の速度を誇るサービスもあり、速度の点でも以前より利便性は高まっています。

デメリット

モバイルWiFiのデメリットは無線通信である点で不安定になりがちということです。

後ほど、モバイルWiFiの種類でも解説しますが、大別すると携帯電話キャリアを使うサービスかそれ以外のサービスかになります。

携帯電話のキャリアを使ったインターネット接続は比較的安定しますが、それ以外の例えばクラウドSIM対応WiFiは不安定になることが多いです。

ドコモやau、ソフトバンク、楽天モバイルの接続でも光回線と比較すると利用者が多い時間帯や地域によっては若干不安定になることもあるので、通信の不安定さはデメリットです。

モバイルWiFiで繋がる技術

携帯電話のキャリアを使ったモバイル接続においては、4Gや5Gでの接続が基本となります。従来は3Gで接続されていたものが、LTEにより周波数の帯域幅を1.4~20MHz幅の可変式に変更、より効率的に周波数が利用できるようになり高速化が実現しました。

また、MIMO(マイモ)という複数アンテナでデータ送受信を行う通信技術を採用し、よりデータ通信量を送受信できるようになりました。

5Gとは

そして、5Gでは高速大容量 (eMBB:Enhanced Mobile Broadband) 、低遅延 (URLLC:Ultra Reliable Low Latency Communications) 、多数同時接続 (mMTC:Massive Machine Type Communications) を定義し、高速通信実現のため、これまでより高い周波数帯を使うことや、従来のLTE-Advancedを基本としながらもアクティブ・フェーズドアレイ・アンテナを用いたマルチビーム多重化を行うことでより安定高速化を実現しています。

実は携帯電話各社、5Gを提唱していますが、それぞれ細かい技術は別ものです。NTTドコモはFOMAのHSPAから始まっていますし、auはCDMA 1X、ソフトバンクはプラチナバンドを獲得し、HSPA+を使っていました。そこからそれぞれが5Gの大容量、低遅延、同時接続をそれぞれの技術で実現しています。

参考:5G(Wikipedia)

第5世代移動通信システム「5G」。5Gの特徴は「高速・大容量」「低遅延」「多数接続」の3つです。この新しい通信技術により、リアルタイムなコミュニケーションや、マルチアングル映像など、私たちのくらしがより便利になっていきます。

引用:5Gってどんなもの?(NTTドコモ)

その他のサービスにおいては、通信技術としてIEEE 802.16のWiMAXを採用しています。周波数帯は2.5GHz帯です。

参考:IEEE 802.16(Wikipedia)

また、接続したい端末とモバイルWiFi端末の間では無線LAN技術を採用しています。IEEE802.11axなど最新の高速化通信技術を搭載した端末も増え、Wi-Fi6として接続が可能になっています。

参考:IEEE 802.11(Wikipedia)

モバイルWiFiの主な種類

上記の技術を使ったモバイルWiFiサービスが近年多く販売されています。その中から主な種類、特徴を解説していきます。

  • 携帯電話キャリアを利用したモバイルWiFiサービス
    • NTTドコモ
    • au(KDDI)
    • ソフトバンク(ポケットWiFi、ワイモバイル)
  • WiMAX2+/WiMAX+5G
    • UQコミュニケーションズ(KDDIグループ)のMVNO
  • クラウドSIM対応WiFi
    • クラウドSIMによるマルチキャリア対応

携帯電話キャリア

NTTドコモやau、ソフトバンクの携帯電話キャリアを用いたモバイルインターネットサービスは物理SIMが搭載されたデータ通信端末(モバイルルーターなど)を使ってそれぞれのキャリアのネットワークに接続されます。

SIMがどのキャリアに接続するものかによって接続先はそれぞれ異なります。

接続環境としてはスマホや携帯電話で繋がる4Gや5Gと同一で、比較的安定した通信が可能です。通信速度は4Gと5Gで通信速度の理論値は異なりますが、4Gなら下り速度で下り速度で1Gbps前後です。

5Gとなると、サービス開始当初でNTTドコモは下り最大3.4Gbps、auが下り最大2.8Gbps、ソフトバンクが下り最大2.0Gbpsとなっています。今後さらに高速化される見込みです。

サービスの提供としてはドコモはギガホプランなどでデータ通信端末を使うサービスが提供されています。

auについてはKDDIグループのUQコミュニケーションズからWiMAX+5Gとしてサービスが提供されています。

ソフトバンクはポケットWiFiとしてワイモバイルなどの通信サービスで展開されています。

ワイモバイル

これらのサービスを事業者としてレンタル提供する、レンタルWiFiサービスも提供されており、短期利用などの契約形態を変えて多くの事業者が参入しています。

参考:ワイモバイル

参考:ワイモバイル ポケットWiFi料金プラン

WiMAX

WiMAXとは

WiMAXはUQコミュニケーションズ社が提供するモバイルWiFiサービスです。2012年頃からサービスが開始され、2021年にはWiMAX+5Gの超モバイルWiFiサービスが提供開始されました。

UQコミュニケーションズはMVNOという形で回線を他の事業者もサービス提供できるように貸し出ししており、大手から中小のプロバイダー事業者が参入しています。

それにより、キャンペーンや料金の競争が行われ、より安く利用者が使えるようにサービスも広く普及しました。

2021年からWiMAX+5Gとして下り最大2.7Gbpsの高速通信が可能になり、さらに標準の接続でauとWiMAX2+が使えるようになりより安定した接続が行えるようになっています。

WiMAXについては最新情報やキャンペーンをプロバイダー各社比較するなど以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。

参考:UQコミュニケーションズ WiMAXとは

クラウドSIM対応WiFi

クラウドSIM対応WiFi U3端末

クラウドSIM対応WiFiは2019年頃から徐々に普及したモバイルWiFiサービスです。

実態としてはMVNOの形でソフトバンクのグループ企業が回線を提供しており、事業者は借りた回線を使って利用者に端末を主にレンタルとして提供し格安でモバイルインターネットサービスを展開しています。

接続環境としてはクラウドSIMが搭載されたモバイルルーター端末が携帯電話キャリアのNTTドコモ、au、ソフトバンクの3つのキャリアネットワークから接続が安定した接続先を自動的に判定して接続するという仕組みで、クラウド上でSIMを選択することからクラウドSIM対応Wifiと呼ばれています。

ある意味で容易に接続サービスに参入できることから多くの事業者、これまでプロバイダー事業を行っていなかった企業も参入し、料金面での競争が激化しています。

下り速度は理論値で150Mbpsと他のモバイルインターネットサービスと比較して速度は遅いですが、料金をその分安くして利用者に提供しています。

端末はモバイルルーターでクアルコムのチップが搭載された端末が採用されており、ほとんどの事業者でレンタル提供という形をとっています。

契約期間の縛りをなくしたり、月間の通信量を100GBまたはそれ以下の低容量にするなどして利用者に安い料金で提供されています。

クラウドSIM対応WiFiについては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。

モバイルルーターとホームルーター

ソフトバンクAir

モバイルWiFiの接続にはモバイルルーターやホームルーターを使って接続を行います。

利用者はモバイルルーターまたはホームルーターを手元に置いて、その端末と無線LAN接続を行うことでインターネットに接続されます。

主に普及しているのはモバイルルーターのタイプで、モバイルルーターなら自宅だけでなく外出先でも持ち歩いでその場所から自分のネットワークでインターネット接続が可能です。

街中に公衆無線LANが広く普及していますが、その多くはセキュリティが守れていないことが多く通信傍受などの脆弱性が高いので、自分だけが使えるモバイルルーターを使うことで一定のセキュリティは守れます。

モバイルルーターはバッテリー駆動になりますので、ある程度使うと電池消耗してしまうため、充電するなどして使う必要があります。

携帯電話キャリアのモバイルルーターはNTTドコモ独自に開発している端末、auは主にWiMAX端末が主体、ソフトバンクはポケットWiFi端末が提供されています。クラウドSIM対応WiFiについてはクアルコムの端末が主に採用されています。

ホームルーターはその名の通り、自宅用のルーターです。

ドコモ home 5G

携帯電話キャリア別だと、NTTドコモでdocomo home 5G、auはWiMAX+5Gのホームルーター、ソフトバンクはSoftbank Airがホームルーターとして販売されています。

自宅用のホームルーターはバッテリー駆動ではなくACアダプタに接続するもので、よくCMで流れている「電源をさすだけ」という謳い文句で認知されているものです。

モバイルルーターと比較して電波強度、アンテナの機能は良いので接続の安定性は高いです。

ただ、自宅で使うということで自宅での設置場所、そもそも自宅周辺地域の接続環境に大きく左右される点、デメリットと言えるでしょう。

モバイルルーターもホームルーターもルーター機能が備わっていますので、家電やゲーム機など同時に複数端末をインターネット接続することが可能です。

参考:NTTドコモ Home 5G

参考:Softbank Air

格安SIM・格安スマホとの違い

安価にインターネット接続ができる格安SIMと格安スマホがありますが、モバイルWiFiとの違いはあるでしょうか?

格安スマホとの違いでいえば、あくまで格安SIMが搭載されたスマホになりますので、使い方そのものが異なります。

格安SIMとの違いとしては、格安SIMをデータ通信端末に繋げばそれもモバイルインターネット接続ができるものになりますので利用の仕方でみれば同じです。

ただし、このページで解説しているモバイルWiFiと格安SIMとでは契約形態が異なります。

モバイルWiFiは事業者と契約してモバイルルーター端末等を提供してもらい、その端末を介してインターネット接続するものなので、端末とインターネット接続の契約はセットになっています。

格安SIMによる接続は格安SIMをプロバイダー事業者等と契約してSIMを提供してもらい、そのSIMを手持ちのモバイルルーターやPC、スマホなどに挿入してインターネット接続することになりますので、格安SIMを挿入する端末はご自身で用意する必要があります。

格安スマホもセットになっているものがありますが、あくまでインターネット接続したい端末がスマホ以外にPCや家電、ゲーム機など複数端末を同時に接続するような使い方は想定されておらず、あくまで1つの端末この場合はスマホを格安SIMの通信によって接続するものなのでモバイルWiFiとは異なります。

光回線との違い

フレッツ光クロス 光回線

光回線とモバイルWiFiの違いは、ご存知の通り固定回線かモバイル回線かという点で大きく異なります。

光回線は光ファイバーFTTHによって電柱までNTTの回線から自宅等に物理的に銅線を引っ張ってつなげるものです。ADSLでも同様の方法でした。

モバイルWiFiはすべてを無線通信によって行う技術になりますので、根本的に接続形態など異なります。

インターネットに接続するという意味では同一の目的を達成します。

光回線 モバイルWiFi回線
下り速度理論値 1~10Gpbs 150Mbps~2.7Gbps
接続方法 FTTH 無線通信
4G, 5G, WiMAX、他
事業者 NTT、KDDI
プロバイダー各社
携帯電話キャリア(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル)
UQコミュニケーションズ
プロバイダー各社、モバイルWiFi事業者、他
端末 ONU、ルーター(無線LANルーター) モバイルルーター、ホームルーター
料金 4,000円台~5,000円台 1,000円台~4,000円台
通信量制限 無制限 月間100GB、3日15GBなど

上記の表の通り、多くの点で異なりますので、どのようにインターネット接続をしたいか、どう使いたいかを考えて選ぶと良いでしょう。

やはり自宅で使うということなら光回線をおすすめします。無線通信はどうしても回線が不安定になることが多いですし利用面の制約も多いです。

通信速度についてはフレッツの光クロスというサービスで下り最大10Mbps(理論値・ベストエフォート)を実現しています。

ただし、外出先で使うならモバイルWiFiでの利用がベストです。自分だけの回線が使えるということでセキュリティが確保された状態で使うことが可能です。

他にも、前述したように端末さえ手元に届けばすぐに使えるという点、工事不要で使えるという点でモバイルWiFiにもメリットがあります。

どうしても光回線などの固定回線では回線の工事に2週間程度の期間調整でかかってしまうため最短で申込みの翌日には使えるようになるモバイルWiFiに利点があります。

参考:フレッツ光 NTT東日本

モバイルWiFiサービスの選び方6つのポイント

ここからはモバイルWiFiとして使えるモバイルWiFiサービスの選び方について解説していきます。

ポイントは何を重視して選ぶのか、目的は何か、ネット利用の主な用途によって何を選ぶかが分かれます。

モバイルWiFiサービスが使えるWiFiサービスは本当に多くあります。全国あわせると100サービス以上存在しています。

そういった中からどう選ぶべきなのか、本当に後悔しないためにどう選ぶのかが重要です。

以下は、何を重視して選ぶのかポイントを6つに絞って解説していきます。

  1. 通信速度の速さ
    • 下り速度の実測値
  2. 通信の安定性
  3. 通信量制限
    • 月間通信量
    • 1日あたりの通信量制限
    • 無制限
  4. 料金の安さ
    • 月額料金の安さ
    • キャッシュバックなどを踏まえた月額実質費用
    • 総費用
  5. 契約期間
    • 期間条件なし、契約期間縛り無し
    • 1日単位などの短期契約
  6. エリア

1.通信速度の速さ

通信速度については理論値として公開されていることがほとんどなので、その数値を参考に判断するのも良いですが、実際はそれほどあてになりません。

ワイモバイルなら2022年時点で988Mbps、WiMAX+5Gなら2.7Gbps、クラウドSIM系のWiFiなら150MbpsとそれぞれのモバイルWiFiで大きな違いがあります。

とはいえ、当サイト管理人の私が計測したところ、それほど大きな差はありませんでした。

実測値として確認したところ、以下の記事でも発表しているように、だいたい10Mbps~200Mbps程度の間に収まります。

その数字がどの程度なのか、速いのか遅いのかということですが、10Mbps以上の速度が出ればニュースを見たり、メールを受信したり基本的なことで速度に関して不自由はありません。

動画やオンラインゲームを楽しむ場合は50Mbps以上が現実的には必要になりますが、動画なら低画質で視聴する分には問題ありません。

ですので、どういった用途でモバイルWiFiサービスを使うのか次第ですが、50Mbps以上の実測値が出るようなサービスであればほぼ問題ないと言えるでしょう。

一方で、10Mbpsや20Mbps程度の速度のモバイルWiFiサービスの場合は動画視聴やオンラインゲーム、ゲーム機やテレビをネットに繋げるような場合は低速に感じるのでより高速通信が行えるサービスを選ぶのが良いです。

通信速度については以下の記事で各社比較していますので参考にしてみてください。

2.通信の安定性

通信の安定性については、モバイルWiFiを選ぶのにあたり、かなり重要な要素といっても過言ではありません。

速度の理論値が高くても、繋がりにくいことが多発するような場合はストレスがたまり、使いたいときに使えないというのは正直使い物になりません。

通信の安定性については、使うモバイルWiFiそれぞれの特性を考慮して選ぶ必要があります。

携帯電話キャリアのネットワークを使うサービスは比較的安定していますが、クラウドSIMについてはまだまだ発展途上で繋がりにくいシーンもあり、不安定です。

WiMAXについてはWiMAX+5Gになってauのネットワークを標準で使えるようになったので非常に安定感が増しました。

WiMAXとauどちらのネットワークに繋がるかどうかは利用者が判定ができず、切り替えで若干重くなったりすることもあるので携帯電話キャリアのみを使うモバイルWiFiのほうが安定感は良いでしょう。

3.通信量制限

通信量の制限はドコモのギガホプランのように段階的に月間使える通信量が決まっていたり、クラウドSIMのように月間100GB、WiMAX+5Gでは3日間15GBまでというように使うサービスによって使える通信量は異なります。

楽天モバイルでは無制限であったり、ドコモの一部のプランでは料金は高いのですが、ディザリングを含め無制限のプランもあります。

どのように使いたいかによって選ぶ必要があります。

一般的に通信量が多ければ多いほど、無制限のようなプランほど料金は高くなりますので、まずはどのような使い方でモバイルWiFiを使うのか、通信量はどの程度になるのかを考えて適切なプランやサービスを選ぶのが良いでしょう。

4.料金の安さ

料金の安さもモバイルWiFiサービスを選ぶ上で重要なポイントです。

多くの方は定量的に判断できる料金を主体に考えるかと思いますが、多くの事業者で料金体系が複雑化して一見安いように見えてもちゃんと契約期間の総費用で比較すると高かったり、キャッシュバックなどの特典を考慮したほうが良いなど単純な月額料金で判断するのは早計です。

本当に安い料金かどうかは、当サイトでも提唱しているように月額実質費用を比較して決めるのが良いと考えます。

契約期間内で支払う費用ともらえる特典を相殺して、実際に総費用を計算し、契約期間で割ることで毎月どの程度の費用が発生するのかを考えるのが賢い選択です。

5.契約期間

契約期間は事業者ごとに異なります。1年もあれば2年、3年、利用期間の縛りがない事業者も存在します。

基本的に契約期間があると、契約期間中の途中解約において違約金が発生してしまいます。

解約の際は違約金を支払うことなく解約すべきなので、自由にやめることができません。

ですので、同じ金額であれば契約期間の縛りがないプランがベストです。

ただし、その場合は基本料金に縛り無しとなるオプション料金を毎月支払う必要があったり、そもそも料金に上乗せされていたりと若干割高になるデメリットがあります。

長く使えば使う契約のほど、月額料金は安くなる傾向にあります。

6.エリア

エリアについては2022年現在、ほとんどのサービスで全国どこでも利用可能です。人口カバー率という指標でいえば100%となっています。

だいたいの都市部や多少の田舎でも使えることがほとんどですが、携帯電話キャリアでは有利な一方、WiMAXなどの携帯電話以外のキャリアでは山間部など田舎になればなるほど通信が確立しない可能性があります。

やはり、全国どこでも使えるという意味ではNTTドコモが強いなという印象です。

新サービスとして展開している楽天モバイルは一から基地局を設置するなどしていますので、まだまだ地方ではつながらないことが多いので注意が必要です。

モバイルWiFiまとめ

以上、モバイルWiFiの選び方から最新のおすすめモバイルWiFiサービスまで紹介しました。

モバイルWiFiの種類はたくさんありますが、まずは目的や用途を考えてから選んでいくのが賢い選び方です。

本ページでは、選び方のポイントを改めて考えつつ、様々な視点から最適なモバイルWiFiサービスを選べるよう解説しました。

どう使うかによって利用者ごとに最適なモバイルWiFiは異なりますが、モバイルWiFi4選ということでポイントを絞って紹介しました。

この他にもモバイルルーターを使ったポケットWiFi、モバイルWiFiを総合的に選ぶなら以下の記事も参考になりますのであわせて確認してみてください。

以上、モバイルWiFi選びの参考になれば幸いです。

不明点があればお気軽に問い合わせフォームよりご相談ください。

また、通信費削減の無料相談サービスも行っていますのでこちらでもお気軽にご連絡ください。

ありがとうございました。

牧村 和慶

牧村 和慶Kazunori Makimura

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プロバイダー・ワン 著者・監修者
株式会社Crepas 代表取締役 牧村和慶
大学院卒業後、日本電気株式会社(NEC)に入社。数年間、SEや営業として大規模システムに携わった後、インターネットプロバイダーであるNECビッグローブ(現、KDDIグループ傘下のビッグローブ株式会社)へ出向。2013年に株式会社Crepasを創業。プロバイダーでの業務経験をいかし、光回線やモバイルWiFi、格安SIMなどの比較情報メディア運営やお金に関わる分野の取材活動を通じて、債務整理、カードローン、節約など問題解決に尽力している。

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