ケーズデンキ KT-WiMAXをおすすめできない理由と解約全手順

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元プロバイダー社員の牧村和慶がケーズデンキのKT-WiMAXをおすすめできない理由と解約の手順を解説していきます。ケーズデンキでWiMAXを契約しても良いのか、UQや他のプロバイダーとの違いは?口コミ・評判などケーズデンキのWiMAXについてまるっと解説していきたいと思います。

ケーズデンキ KT-WiMAXをおすすめできない理由

ケーズデンキのWiMAXをおすすめできない理由はUQ WiMAXと同等のサービス内容でケーズデンキならではの特典・キャンペーンは無く他社より特典面で劣るからです。よって、あえてケーズデンキのKT-WiMAXにする理由はありません。

WiMAXはどのプロバイダーで契約しても高速モバイルWiFiサービスの接続品質などは同一なのでケーズデンキのWiMAXは繋がりやすくてUQは繋がりにくいといったことはありません。ケーズデンキでも他の家電量販店でもUQ、大手ISPのWiMAXでもWiMAXの接続性やネット利用における違いはありません。

ケーズデンキのWiMAXは独自に「KT-WiMAX」というサービス名称で運営管理しています。運営はケーズデンキの関連企業である株式会社ケーティーコミュニケーションズが行っています。この会社はケーズデンキ店舗で販売するインターネットサービスの接続事業者で、KT-WiMAXを含め電気通信事業、UQモバイルへの支援事業、コールセンター事業などケーズデンキの通信サービスに関わる事業を中心に行っています。

以下の記事でも紹介していますが、WiMAXの選び方で最重要は「WiMAX利用に伴う実質かかる費用が安いかどうか」がポイントになります。後述しますが、キャンペーンや料金を他社プロバイダーと比較したときにメリットが無いため、ケーズデンキのWiMAXを正直おすすめできないというのが私の考え方です。

2021年夏より従来のWiMAX2+からWiMAX+5GがケーズデンキWiMAXでも開始されました。こちらについても基本的にUQと同一内容となっています。

ケーズデンキ KT-WiMAXの解約全手順

Kt-WiMAX

ケーズデンキのWiMAXをご利用中の方、今後は他社のWiMAXを使いたいという方、まずは損をしないように解約することが重要です。

WiMAXは解約可能月に解約しなければ違約金としてWiMAX端末の分割費用やプラン解約に伴う契約解除料が発生します。最大で2万円以上になるので解約タイミングは注意しなければなりません。

ケーズデンキは解約時に違約金について説明があるため、もし契約途中の解約になる場合は違約金の金額支払いを理解した上で解約しなければなりません。

解約方法は解約申請書を送付する

ケーズデンキのwimaxの解約方法は以下の通りです。

解約申請書を郵送またはFAXで送付

上記の解約方法どちらもKTC通信サービス解約申請書の送付が必要で、他の家電量販店のWiMAXや大手ISPのWiMAXと比較すると手間がかかり面倒です。

ケーズデンキ家電量販店の店舗では解約できませんのでご注意ください。

KTC通信サービス解約申請書はダウンロードして印字して送付することとなります。店舗に解約申請書がおいてあるわけではありませんのでご注意ください。

KTC通信サービス解約申請書のダウンロードはこちら

KTC通信サービス解約申請書をKT-WiMAXコールセンターに郵送およびFAXにて承っております。
この場合、毎月20日までにKTC通信サービス解約申請書がKT-WiMAXコールセンターに到着したものについては 当該月の末日に利用契約に解約があったものとします。ご契約者様よりコールセンターまでご連絡ください。
また、解約をする際は、プランごとの解除条件などあらかじめご確認ください。

引用元:ケーズデンキWiMAXのよくある質問

解約の手順

以下より、ケーズデンキWiMAXの解約の流れを順に解説します。

解約申請書による解約手順

原則、電話などによる解約ができなくなっていますので解約に少し時間がかかります。それを見越して解約申請書を送付する必要があります。

  1. KTC通信サービス解約申請書のダウンロードする
  2. 印刷して必要事項を記入します
  3. 郵送またはFAXで送ります
KT-WiMAX 解約申請書

KT-WiMAX 解約申請書

契約者IDや機器のシリアルナンバー、機種名を書くところは慣れない人はかなり面倒で難しいでしょう。そういう場合は電話で相談することをおすすめします。

以下はKT-WiMAX運営元であるケーディコミュニケーションズのコールセンターの問い合わせ電話番号フリーダイヤルと解約申請書を送るFAX番号と郵送先住所になります。

株式会社ケーティーコミュニケーションズ
KT-WiMAXコールセンター 0120-980-886 (携帯電話・PHSからもご利用いただけます)
FAX :03-5657-6731 受付時間 :10:00~20:00(メンテナンス日を除く年中無休)
郵送先:〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-15-17 住友不動産西新宿ビル2号館 4F

毎月20日締めとしているので、20日よりも前に届いて解約申請書の手続きができれば当月解約となります。それ以降だと翌月解約となりますので注意が必要です。

ケーズデンキ WiMAX+5Gについて

ケーズデンキ KT-WiMAXのキャンペーン

ケーズデンキのWiMAX+5G は「KT-WiMAX」という名称のサービスで展開されています。運営企業は株式会社ケーティーコミュニケーションズとなります。

ケーズデンキは新製品が安いと評判の家電量販店でグループ内にデンコードーやギガスなどの家電量販店があります。

ケーズデンキ KT-WiMAX+5Gのキャンペーン

このページでケーズデンキのWiMAXはおすすめできないとお伝えしていますが、キャンペーンは実際のところどうでしょうか。

実態として、UQ WiMAX+5Gとほぼ同一の料金体系、内容もケーズデンキと同一となっています。そして、ケーズデンキWiMAX+5Gならではの特典もなくいので残念な内容となっています。

ケーズデンキでWiMAXを契約するメリットはある?

ケーズデンキのWiMAXを選ぶメリットをあげるとすれば2つあります。

  • スタッフに聞きながらアドバイスを受けることができる
  • 実店舗にWiMAX端末があればその日のうちからネット接続可能

家電量販店の他の企業にも同じことが言えますが、店舗にWiMAX端末の在庫があれば契約してその日のうちにインターネット接続ができるというのは大きなメリットでしょう。

ケーズデンキのWiMAXはケーズデンキならではの現金払いが安いということもなく、クレジットカード払いとなります。

参考

WiMAXを契約できる店舗

ケーズデンキの店舗で携帯電話、インターネットサービスやパソコン販売コーナーがある店舗で契約可能です。

最寄りの店舗検索は以下のサイトを参照ください。

ケーズデンキ店舗検索・店舗一覧

他の家電量販店のWiMAXと何が違う?

WiMAXを取り扱う他の家電量販店とケーズデンキのWiMAXはどこに違いがあるのでしょうか。

結論、大きな違いはなくUQ WiMAXのサービスと同一の内容になります。料金や契約期間なども同一となっています。他の家電量販店と比べると、ヨドバシカメラやエディオンでは若干の特典が用意されていますが、ケーズデンキではWiMAX契約における特典・キャンペーンはありません。

機種変更について

ケーズデンキでは機種変更のタイミングで何らかの連絡がある場合があります。提案を勧められことがありますが、あえてケーズデンキを継続する必要はありません。端末代が別途かかることや、他社WiMAXのほうが実質費用でお得となっています。機種変更はよくよく検討する必要があります。

WiMAX+5Gとなって、現在はWiMAXの端末ではなく5G専用端末となっています。

選べる機種としては以下の通りです。タイミングによって品切れ、販売休止などもありますので詳しくは公式サイトをご覧ください。

  • X11
  • L12
  • Galaxy 5G
  • L11
  • X12
  • L13

ケーズデンキ WiMAXの口コミ・評判

ネットで話題になっている口コミを抜粋して評判を分析していきます。

Twitterの口コミ

 

ツイッターでのケーズデンキWiMAXに関する口コミは多くなく、解約に係る内容、特に解約しにくい点の指摘がありました。

家電量販店全般に言えることですが、WiMAXプロバイダーを契約するとどのプロバイダーと契約することになるかわからないという声がありました。

Yahoo!知恵袋の口コミ、質問

質問:

ID非公開さん 2020/4/1421:10:25

UQモバイルを契約する際にケーズデンキにて契約したのですが、UQモバイルご利用料金+KT WiMAXという名目で請求来てるのですが、KT WiMAXを解約したら
携帯が使えなくなってしまうのでしょうか?

それともポケットWi-Fiがあるのでそれの契約をしていたのでしょうか?

UQモバイルご利用したことある方にお伺いできればと思います。よろしくお願いします。

回答:

私のクレジットカードへの請求明細を確認してみましたが、「UQ mobile ご利用料金」という名目でした。

KT WiMAXは質問にあるポケットWi-Fiのことだと思います。KT WiMAXを解約しても携帯電話が使えなくなることはないと思います。
https://ktwimax.com/

引用元:Yahoo!知恵袋

ケーズデンキとUQ、または他のWiMAXサービスに関わる口コミ・質問が多かったです。最近は下火だったからか口コミは少なかった印象です。

Kt-WiMAXといっても実態はUQ mobileのUQ WiMAXになっています。

ケーズデンキ以外のおすすめWiMAXは?

ケーズデンキのWiMAXはキャンペーンや料金の観点で他社プロバイダーのほうが圧倒的におすすめできるので、ケーズデンキはおすすめできません。では、他社プロバイダーとはどういう違いがあるでしょうか。

UQや他のWiMAXプロバイダーとの違いは?

当サイトでも言及しているようにWiMAXの選び方最大のポイントは実質月額費用が安いプロバイダーを選ぶことです。そういう意味では以下の料金比較表で示すように他社より実質月額費用で他社より劣っています。

契約期間内の総費用でみるとケーズデンキのKT-WiMAXと最安のプロバイダーで月額で1,000円前後の差があるため、長期契約においては数万円の差が出てきます。特に費用で痛いのは端末代です。WiMAX+5Gとなって2万円以上かかるようになっています。

安さを求めるならKt-WiMAXではなく他社WiMAXプロバイダーのほうが明らかにお得となっています。以下の比較表を参考にしてみてください。

  実質
月額費用
(計算期間)
月額料金
(契約序盤)
月額料金
(契約終盤)
実質総額 初期費用
事務手数料
キャッシュ バック・特典 端末代 契約期間
とくとくBB 4,140円
(3年)
1,375円×1ヶ月 3,762円×35ヶ月 149,065円 3,300円 15,000円 27,720円 2年
BIGLOBE 4,249円
(2年)
3,773円×23ヶ月 - 101,991円 3,300円 10,000円
初月無料
27,720円 縛り無し
UQ 4,686円
(2年)
4,268円×24ヶ月 - 112,464円 3,300円 端末代値引き 6,732円 縛り無し
DTI 4,954円
(2年)
3,410円×13ヶ月 3,960円×11ヶ月 118,910円 3,300円 - 27,720円 縛り無し
カシモ 4,813円
(2年)
1,408円×1ヶ月 4,818円×23ヶ月 115,522円 3,300円 端末代実質無料 実質無料 縛り無し
PLAIO 4,191円
(2年)
1,298円×1ヶ月
4,026円×12ヶ月
4,378円×11ヶ月 100,588円 3,300円 28,200円 27,720円 2年
5G CONNECT
2年
3,887円
(2年)
4,500円×20ヶ月 - 93,300円 3,300円 4ヶ月間無料 無料
レンタル
2年
5G CONNECT
縛り無し
5,616円
(1年)
5,250円×12ヶ月 - 67,400円 3,300円 - 無料
レンタル
縛りなし
(最低3ヶ月)
Broad
コスパプラン
4,994円
(2年)
1,397円×1ヶ月 3,773円×23ヶ月 119,856円 3,300円 - 31,680円 2年
Broad
縛りなし
5,310円
(2年)
1,397円×1ヶ月 3,960円×23ヶ月 127,457円 3,300円 - 31,680円 縛り無し
ゼウス - - - - - - - -
Vision
2年プラン
4,260円
(2年)
1,408円×1ヶ月 3,872円×23ヶ月 102,244円 3,300円 10,000円 18,480円 2年
Vision
フリープラン
4,431円
(2年)
1,474円×1ヶ月 4,048円×23ヶ月 106,358円 3,300円 10,000円 18,480円 縛り無し
シンプルWiFi 5,115円
(1年)
4,840円×12ヶ月 - 61,380円 3,300円 - 無料
レンタル
縛りなし
FreeMAX+5G 5,075円
(1年)
4,800円×12ヶ月 - 60,900円 3,300円 - 無料
レンタル
縛りなし
So-net 販売終了              
Yamada Air mobile
(ヤマダ電機)
5,560円
(2年)
4,268円×24ヶ月 - 133,452円 3,300円 ポイント還元 21,780円 2年
BIC WiMAX
(ビックカメラ)
5,560円
(2年)
4,268円×24ヶ月 - 133,452円 3,300円 ポイント還元 21,780円 2年
エディオン 5,560円
(2年)
4,268円×24ヶ月 - 133,452円 3,300円 指定カードで値引き 21,780円 2年
ヨドバシ
ワイヤレスゲート

(ヨドバシカメラ)
5,560円
(2年)
4,268円×24ヶ月 - 133,452円 3,300円 ポイント還元 21,780円 2年
ケーズデンキ 5,560円
(2年)
4,268円×24ヶ月 - 133,452円 3,300円 - 21,780円 2年
ASAHIネット 5,294円 4,928円×21ヶ月 - 133,452円 3,300円 3ヶ月間無料 5,500円 -
J:COM - - - - - - - -
PCデポ - - - - - - - -

※表記は税込み価格です。
※実質月額費用は契約期間における費用とし、端末代は割賦費用総額または一括費用が含まれます。契約期間が縛り無しの場合は最低利用期間または端末割賦期間における実質月額費用としています。
※キャッシュバック等のキャンペーンは指定期間や適用条件がある場合がありますので必ず公式サイトをご確認ください。

上記、料金表はWiMAXのモバイルルーターとホームルーターも同じ料金で設定されていますので、料金的な違いはありませんが、最近話題のホームルーター専用でサービス展開しているドコモ home 5gなどの置くだけWiFiも検討できるでしょう。

今月のキャンペーンを踏まえたおすすめWiMAXは以下の記事をご覧ください。

また、短期間WiMAXを使いたい方や解約手数料が気になる場合はレンタルWiFiサービスでWiMAXを利用する方法もありますので、以下の記事を参考に検討してみても良いでしょう。

今月おすすめの最安プロバイダーは?

上記の料金比較表をもとに導き出した最安プロバイダーはGMOとくとくBBのWiMAXという結果となりました。

とくとくBB WiMAX

  • 初月月額1,375円、キャッシュバック最大57,000円(15,000円+乗り換え40,000円+オプション2,000円
  • 2年契約ですが、途中解約の違約金は無料だから実質縛り無し
  • 安心サポート、公衆無線LANが2ヶ月間無料
  • WiMAX+5Gの新端末は最短当日発送

キャンペーン更新:2024年4月21日時点

とくとくBB WiMAXの特徴解説&口コミ・評判
実質月額/契約年数 4,140円(税込)/3年計算 ※基本キャンペーン適用時
キャンペーン特典 通常15,000円のキャッシュバックに加えて他社回線からの乗り換えなら最大40,000円
さらに、オプション加入条件を適用すると追加2,000円キャッシュバック
公衆無線LAN、安心サポートが2ヶ月無料
マカフィー® マルチアクセスのセキュリティサービスが1年間無料
月額料金 1,375円~3,762円(税込)
初期費用 3,300円(税込)
端末代 27,720円(税込)
支払い方法 クレジットカード
公式サイト https://gmobb.jp/wimax/

\簡単申込でキャッシュバックはメールで連絡が来て口座を入力するだけ/

とくとくBB WiMAX+5G 申込みはこちら

ご覧いただければ分かると思いますが、月額数百円~1,000円の差は契約期間に大きな差があるためプロバイダー選びで損得がはっきり見えてきます。

プロバイダー別WiMAX端末の在庫状況

プロバイダー別のWiMAX端末の在庫状況は以下の通りです。新型コロナウイルス感染症予防のためのテレワーク需要や働き方を変える企業が増えたことにより在庫が一時的に少なくなるケースがあるようです。当サイトで以下の表にWiMAX端末の在庫状況を示していますので参考にしてみてください。

表:主要プロバイダーのWiMAX端末在庫一覧

    WiMAX+5G端末
     
  在庫状況 X12 L13 X11 Galaxy L12 L11 備考 調査日 調査方法
とくとくBB 在庫あり 最短即日発送 2024/4/6 公式サイト
電話
ゼウス 在庫なし - - 最短即日発送 2024/4/6 公式サイト
電話
BIGLOBE 在庫あり 最短翌日発送 2024/4/6 チャット
5G CONNECT 在庫あり 最短翌日発送 2024/4/6 チャット
DTI 在庫あり - - 通常配送 2024/4/6 公式サイト
カシモ 在庫あり
通常配送 2024/4/6 公式サイト
UQ 在庫あり 公式オンラインショップでの購入 2024/4/6 公式サイト

※調査方法・・・公式サイト掲載情報、電話、メール、チャット相談、代理店等担当者への直接確認等による問い合わせ
※調査日・・・随時実施(週1回~月1回)
※調査者・・・プロバイダー・ワン編集部

以上、WiMAX選びの参考になれば幸いです。

著者・監修 牧村和慶

プロバイダー・ワン 著者・監修者
株式会社Crepas 代表取締役 牧村和慶
大学院修了後、日本電気株式会社(NEC)に入社。SEや営業として携帯キャリアの大規模システムに携わった後、インターネットプロバイダーであるNECビッグローブ(現、KDDIグループ傘下のビッグローブ株式会社)へ出向。2013年に株式会社Crepasを創業。プロバイダーでの業務経験をいかし、光回線やモバイルWiFi、格安SIMなどの比較情報メディア運営やお金に関わる分野の取材活動を通じて、債務整理、カードローン、節約など問題解決に尽力している。

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