WiMAX+5GホームルーターL12を実際に使ってレビュー!通信速度の実測値を詳細公開【口コミ・評判】

このページは、大手インターネットプロバイダーに勤務していた元社員の牧村和慶が、WiMAX+5Gのホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」を実際に使ってレビューしました。使い勝手だけでなく、通信速度の実測値を2週間計測した結果、口コミ・評判など全てをお伝えするL12の総まとめ・完全版です。

当サイト運営者の牧村和慶プロフィールはこちら)がプロバイダー社員時代に培った技術や知識、経験を踏まえて、公正な検証と比較を行った上で執筆・更新し続けています。監修などの情報は運営者情報をご覧ください。

WiMAXはモバイルルーターとホームルーターが選べますが、そもそもどちらを選べば良いか、ポイントとしてはどこで使うかが最重要で、その後通信の安定性やスペックなどを踏まえて選ぶことです。

※当サイトは元プロバイダー社員が執筆・全面監修しています。

WiMAXホームルーターL12の特徴

WiMAXホームルーターのL12はNECプラットフォームズ製の端末で、2021年10月に発売されました。実際にとくとくBBから届いた端末は以下の写真の通りです。

L12 WiMAXホームルーター

こちらのL12の特徴としてはオシャレなデザインでホームルーターでもコンパクトな設計となっています。

実際に手に持ってみましたが、軽くて片手でも持てるサイズ、重量も軽い印象です。

次に機能面の主な特徴やスペックを解説します。

L12のスペック

WiMAXホームルーターL12のスペックは以下の通りです。

NECプラットフォームズ製でモバイルルーターX11のホームルーター版と思っていただければ良いでしょう。

WiMAXホームルーターL12の通信比較

下り速度は2.7Gbps、上り速度は183Mbpsとなっています。

無線LANの通信規格はIEEE802.11a/b/g/n/ac/axとなっており、2.4GHz帯と5GHz帯どちらも対応しています。

IEEE802.11axに対応しているため、Wi-Fi6での通信が可能で、ルーターを介した通信速度の理論値は1200Mbpsほどとなっているので、無線LANでの通信が大きなボトルネックにはなりません。

有線LAN規格は1000Base-Tにも対応しており、LANポートは2つついています。LANポートを使うシーンとしては、テレビやPC、プリンタなどとの接続くらいで、基本的に無線LANで問題ないでしょう。

接続が安定するかどうかは、基地局との電波状況によりますので、基本的に無線LAN接続で問題ないと思います。

サイズについては以下の図の通りです。

WiMAXホームルーターL12のスペックの

外形寸法は101mm×179mm×99mmとなっており、他機種のL11と比べて少し分厚くて背が低いかなという印象です。

重量は446gですが、持って運ぶことはほとんどありませんので気にするところではないでしょう。

L12の機能

L12の機能面の特徴としては、繋がりやすさ、通信の高速・安定性にあります。

下の画像の通り、Wi-Fi6に対応している点は大きいです。IPv6によるTCP/IP通信が行えることになり、とにかく高速通信でネットワークの混雑(輻輳)に強くなりました。

L12の主な特徴

また、4ストリーム、OFDMA(Orthogonal frequency-division multiple access)、直交周波数分割多元接続に対応しているということで、要はネットワーク効率を向上することで複数端末が接続する状態でも安定した高速通信が行えるようになります。

参考:OFDMAとは(Wikipedia)

L11についてはOFDMAには対応していませんので、より複数同時接続するような場面においてはL12のほうが利点があります。

他にもWPA3に対応していますので、現在主流の認証/暗号化方式に対応しています。

一昔前のWPA2よりもセキュリティは強化されていますので、安心して使えると思います。

他のホームルーターとの違い

他社のホームルーターとして以下のホームルーターがあります。

NTTドコモのdocomo home 5Gで展開する「home 5G HR01」。ソフトバンクではSoftbank Airがあります。auについてはUQコミュニケーションズがグループ会社ということでauのホームルーターは今回のWiMAXのL12やL11の端末という位置付けになります。

以下の画像はWiMAX+5GのホームルーターとドコモHome 5Gのホームルーターとの違いを比較した表です。

ホームルーターの比較 WiMAXとドコモ Home 5G

月額料金としてはWiMAXのほうが安いですね。ドコモの場合はギガホプランなど通常のプランに加え、端末代も分割費用などでかかってきます。

通信量はどちらも無制限、3日間の利用状況で制限される可能性があります。

通信速度はWiMAXで2.7Gbps、ドコモは下り最大4.2Gbpsの通信速度でドコモのほうが速いです。

契約期間はWiMAXでプロバイダーによって異なり、1年から3年となりますが、ドコモは契約期間の縛りはありません。ただし3年間の分割払いによる割引適用があるので、実質3年と考えて良いでしょう。

このような確認してみると、通信面の違いはあるものの、料金で比較すればWiMAXのほうに利点があります。

WiMAXなら車内や他住所でも使える

他にも大きな違いがあります。

L12に限ったことではありませんが、ドコモやソフトバンクのホームルーターは契約した住所、利用する住所でしか使えませんが、WiMAXについてはホームルーターであっても他の場所に持ち運んで使うことが可能です。

例えば、車の中で使うこともできます。ACアダプターが使える車、例えばアルファードなどはAC電源があるので使うことができます。また、帰省の際にも使うことができます。意外と便利ですよ。

ホームルーターL12の通信速度

2週間の実測値計測結果

2022年2月1日からとくとくBB WiMAXにてL12を使って通信速度の実測値を約2週間かけて計測しました。それ以降も継続して計測しています。

計測端末はWindows11のPC端末、Wi-Fi6(IEEE802.11ax)の通信に対応しています。

計測地点は神奈川県鎌倉市の郊外です。ご利用の地域や時間帯によっては全く同じような結果は出ないと思いますが、参考になれば幸いです。

なお、電波強度は1~4段階です。1のほうが低く、4になると高い、という指標になります。

表:WiMAXホームルーターL12の通信速度実測値の計測結果

計測日 計測時間 実測値 電波強度
(1~4)
周波数帯
2022年2月1日 12:21 152.3Mbps 4 5GHz
2022年2月1日 14:53 26.9Mbps 3 5GHz
2022年2月1日 17:13 10.0Mbps 3 5GHz
2022年2月1日 17:16 3.60Mbps 2 2.4GHz
2022年2月1日 18:01 30.6Mbps 2 5GHz
2022年2月1日 20:34 8.66Mbps 2 5GHz
2022年2月1日 22:02 18.0Mbps 3 2.4GHz
2022年2月2日 09:31 38.0Mbps 3 5GHz
2022年2月2日 10:39 32.2Mbps 3 2.4GHz
2022年2月2日 18:30 13.9Mbps 3 5GHz
2022年2月2日 21:38 26.9Mbps 3 5GHz
2022年2月3日 07:14 50.9Mbps 3 5GHz
2022年2月3日 15:36 17.0Mbps 2 5GHz
2022年2月3日 18:54 17.8Mbps 2 5GHz
2022年2月4日 07:17 37.2Mbps 3 5GHz
2022年2月4日 15:42 42.0Mbps 3 5GHz
2022年2月4日 17:59 33.3Mbps 3 5GHz
2022年2月4日 18:46 47.2Mbps 3 5GHz
2022年2月4日 21:17 47.7Mbps 3 5GHz
2022年2月5日 21:40 46.4Mbps 3 5GHz
2022年2月6日 19:08 37.5Mbps 3 5GHz
2022年2月6日 23:38 36.3Mbps 2 5GHz
2022年2月7日 15:15 10.8Mbps 2 5GHz
2022年2月7日 18:37 29.4Mbps 3 5GHz
2022年2月7日 22:36 30.1Mbps 2 2.4GHz
2022年2月8日 14:15 39.5Mbps 3 2.4GHz
2022年2月8日 17:50 26.2Mbps 3 5GHz
2022年2月8日 19:53 34.1Mbps 3 5GHz
2022年2月9日 14:13 51.3Mbps 2 5GHz
2022年2月9日 20:53 40.6Mbps 3 5GHz
2022年2月10日 10:35 47.5Mbps 2 2.4GHz
2022年2月10日 16:02 47.7Mbps 3 5GHz
2022年2月11日 8:53 46.8Mbps 2 5GHz
2022年2月11日 17:39 36.4Mbps 3 5GHz
2022年2月11日 20:00 44.1Mbps 3 5GHz
2022年2月11日 22:00 45.2Mbps 3 5GHz
2022年2月12日 8:25 52.1Mbps 3 2.4GHz
2022年2月12日 18:34 37.7Mbps 3 2.4GHz
2022年2月12日 18:51(※速度制限中) 46.8Mbps 3 2.4GHz
2022年2月12日 19:24(※速度制限中) 37.5Mbps 3 5GHz
2022年2月12日 20:07(※速度制限中) 20.7Mbps 3 2.4GHz
2022年2月13日 13:01 76.8Mbps 4 5GHz
2022年4月19日 10:01 56.1Mbps 3 5GHz
2022年4月22日 17:02 42.9Mbps 3 5GHz
2022年4月24日 22:01 38.4Mbps 3 5GHz
2022年4月30日 18:17 29.0Mbps 3 5GHz
2022年5月2日 09:15 50.3Mbps 3 5GHz
2022年5月9日 12:30 79.1Mbps 4 5GHz
2022年5月12日 23:30 61.0Mbps 3 5GHz
2022年5月16日 08:51 86.3Mbps 4 5GHz
2022年5月26日 12:59 39.5Mbps 3 5GHz
2022年6月16日 18:27 29.6Mbps 3 5GHz

上記のように約2週間の間に100回以上計測していますが、だいたい以下のような傾向が見られましたので考察していきます。

少し間が空きましたが、たまに計測していますのでチェックしてみてください。

計測結果から見える速度の傾向

結論として、一言で言うなら電波強度と時間帯によって速度に影響が大きいことが分かりました。要は、電波強度が高く午前は100Mbpsを超える高速通信が可能で、その逆で電波強度が低い場合や、午後、夕方~夜間は低速になる傾向にあることです。

まずは時間帯別の考察ですが、午前中は比較的、高速通信が可能でした。

午後は計測タイミングが異なっていて法則性がないように思います。こればかりは時間帯関係なくタイミング次第で通信速度が変わっていました。

遅い速度では10Mbps前後のときもあり、やはり光回線と比較すると不安定さは残る形となっています。

速度は光回線並みに十分速いときも何度かありましたが自宅で安定的に使うなら光回線のほうが良いという場合もあるでしょう。

また、私の使った場所では電波強度が悪く、ほとんどが電波強度2か3ということで電波はとても良いという状況ではありませんでした。

そのため、上記の表の通り電波強度が4のときは100Mbpsを超える速度が出ていましたが、2や3レベルだとせいぜい30Mbps前後ということであまり速い速度は出ませんでした。

周波数帯については、主には5GHz帯で使用しましたが、たまに2.4GHzでも計測しています。

2.4GHzのほうが範囲が広いのでホームルーターから離れた場所や階層が異なる場所で使うのであれば繋がりやすさを考えて2.4GHzで使ったほうが良いでしょう。

速度を求めるなら5GHzになりますので、つなぐ端末の場所がホームルーターと離れていない場合は5GHz帯で使うことをおすすめします。

速度が遅いとき、ホームルーターの通信速度を改善する方法

L12から先のWiMAXやau回線に問題がなく速度が遅いという場合において、自宅設置場所や設定で通信速度を改善する方法があります。

主には以下の5点を試すことで改善する可能性があります。

  1. 周波数帯を5GHzに固定する
  2. 設置する場所を変更してみる、2階に設置するなどなるべく高い場所に設置する
  3. チャネルの変更をしてみる
  4. Wi-Fi6に対応した端末を使う
  5. 再起動する

まず、根本の原因を探るということも重要ですが初心者の方で原因を探ったりすることは難しいですし、そもそも原因が分かったところで改善する方法は上記の5つくらいしかありませんので、まずは試してみるのが良いでしょう。

最初にお伝えしたように、L12から先のWiMAX回線やau回線に問題がある場合はこちら側で解決がでできません。

そもそもの地域や自宅の場所などに問題があります。

上記の5点で一番効果ががあるのは1と2です。

周波数帯は5GHzのほうが直線的に電波が伸びるので別の階層で使うと遮断されることがありますが、すぐ横に置いて使うといった場合は速度アップの効果があります。

2番目の設置場所も改善する可能性が高いです。

L12では電波強度がLEDランプで強い・弱いがわかるのですが、電波強度がMAXで4の場合に100Mbps以上の速度が出ることが多いため、できるだけ窓際、障害物が少ないところに置き換えてみることをおすすめします。

電波強度が1つでも上がれば速度も上がることが多いです。

通信量の確認方法

L12のホームルーターには通信や設定の内容を確認するディスプレイ画面がついていませんので、通信量、今どれくらいデータ通信を行っているかを確認するには専用アプリ「NEC WiMAX +5G Tool」を用います。

iOS、Andoroidのスマホアプリのダウンロード(無料)は以下よりどうぞ。

NEC WiMAX +5G Tool

NEC WiMAX+5G toolによる通信量の確認

上記画像の通り、3日間や月間での通信量が確認できます。

2022年2月1日から通信量は気にする必要がなくなりましたので通信量そのものは気にする必要はなくなりましたが、通信モードや電波状況、接続台数をトップ画面で確認できる他、周波数帯の変更、パスワーd変更、端末の再起動などをiPhone、Androidアプリから行うことが可能です。

ホームルーターL12の口コミ・評判は?

twitterによる口コミ

Yahoo!知恵袋の口コミ

Yahoo!知恵袋の質問、回答は以下の通りです。以下の口コミを踏まえて、私なりのコメントをしておきたいと思います。

質問:

WiMAX5G WiFi契約しました。 SPEED WiFi HOME 5G L12 を購入したんですが 10Mbps程度しか通信速度が出ません。 対応エリアは4Gエリアにしか被ってないからでしょうか? 対処法わかる方教えてください

回答:

モバイル回線は電波の状況、基地局の状況によって速度はどうなるかは大きく変わります。 5Gだったとしても、10Mbps程度にしかならない事だってあります。 4GLTEまでのエリアなら、今までと全くおなじですから、その程度でも普通です。

参考・引用:Yahoo!知恵袋

WiMAXに限らず地域や場所、時間帯によっては通信速度は変動します。10Mbps程度しか出ないということですが、おそらく電波強度がかなり弱い状態だったと考えられます。

ホームルーターL12の設置場所や周波数帯を変えてみることで多少の電波強度や速度の変化があるので、最適なポイントを探す必要があるでしょう。

それでも速度が10Mbps程度なら運が悪かったと思うしかないと思います。

まとめ

WiMAXホームルーターL12まとめ

L12のまとめです。

端末そのものはコンパクトでどんな部屋でもマッチするデザインです。

やはり、Wi-Fi6に対応するということで接続したい端末もWi-Fi6に対応していると速度が格段に違います。

たくさんの端末を同時に接続するということでも接続が安定しますのでこれからはWi-Fi6は避けて通れません。

このページでは速度の実測値結果を発表していますが、電波強度があまりよくなかったためそこまで良い数字は出ませんでしたが、電波強度が4、Wi-Fi6対応で良い状態であれば100Mbpsは余裕で超えてきますのでおすすめできます。

私の地域では4Gエリアということで5Gエリアならさらに高速通信ができるでしょう。

L12の契約でおすすめは以下のWiMAXおすすめランキングで紹介する今月の最安プロバイダーが良いと思います。

個人的には毎月お得なキャンペーンを行っている「とくとくBB」がおすすめです。今回使用したホームルーターL12は、とくとくBBで契約したものです。

GMO とくとくBB WiMAX 2+

  • 当初2ヶ月間月額2,079円、キャッシュバック23,000円(乗り換えなら最大41,000円
  • モバイルルーターX11やホームルーターL12など全て無料
  • 安心サポート、公衆無線LANが2ヶ月間無料
  • WiMAX+5G端末の最短当日発送に対応
とくとくBB WiMAXの特徴解説&口コミ・評判
実質月額/契約年数 3,713円(税込)/3年間 ※キャンペーン適用時
キャンペーン特典 23,000円 キャッシュバック
※他社回線からの乗り換えなら最大41,000円
公衆無線LAN、安心サポートが2ヶ月無料
マカフィー® マルチアクセスのセキュリティサービスが1年間無料
月額料金 2,079円~4,389円(税込)
初期費用 3,300円(税込)
端末代 無料
支払い方法 クレジットカード

\簡単5分で申込み/

とくとくBB WiMAX+5G 申込みはこちら

キャンペーン期間:2022年6月7日~予告無しで終了予定

以上、ホームルーター選びの参考になれば幸いです。

不明点などがあればTwitterYouTubeでもコメントを残していってください。

当サイトでも問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

牧村 和慶

牧村 和慶Kazunori Makimura

記事一覧

プロバイダー・ワン 著者・監修者
株式会社Crepas 代表取締役 牧村和慶
大学院卒業後、日本電気株式会社(NEC)に入社。数年間、SEや営業として大規模システムに携わった後、インターネットプロバイダーであるNECビッグローブ(現、KDDIグループ傘下のビッグローブ株式会社)へ出向。2013年に株式会社Crepasを創業。プロバイダーでの業務経験をいかし、光回線やモバイルWiFi、格安SIMなどの比較情報メディア運営やお金に関わる分野の取材活動を通じて、債務整理、カードローン、節約など問題解決に尽力している。

関連記事