ポケットWiFiおすすめ比較ランキング2026|10月値上げ前に選ぶなら?

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大手インターネットプロバイダーに勤務していた元社員の牧村和慶プロフィールはこちら)が、本当におすすめできる人気のポケット型WiFiの特徴からプロバイダーやモバイルルーターの比較、口コミ・評判、全てをお伝えする総まとめ・完全版を解説します。

プロバイダーの社員時代、従事していたプロバイダー業務の知識と経験を踏まえて、本当におすすめできるポケットWiFiを選ぶために客観的で公正な比較でおすすめポケットWiFiを紹介しています。当サイトの著者・監修、運営者情報につきましては運営者情報をご覧ください。

 


外に持ち出せて、工事もいらない。

でも「無制限」と書いてあるのに制限がかかった、思ったより遅かった——そんな声も多いのがポケット型WiFiです。

このページでは、元プロバイダー社員の筆者が実際に端末を借りて計測した実測データと、2026年10月に控える全社一斉の料金改定をふまえて、いま契約して後悔しない選び方をまとめます。

ポケット型WiFiは大きく分けて5つのサービス(ドコモやソフトバンクなどの携帯電話キャリアのデータ通信サービス、KDDIグループのWiMAX、ソフトバンクグループのワイモバイル(ポケットWiFi)、クラウドSIM対応WiFi、楽天モバイル)、分けられます。その他、それらのサービスを短期レンタルとして提供しているレンタルWiFiサービスもあります。

ポケット型のWiFiを選ぶポイントは、利用目的と重視したい点を踏まえ、最安の一番得するポケット型WiFiを選ぶことです。

まずは、当ページで2026年6月更新版のおすすめNo.1のポケット型WiFiを紹介していきます。

その後、無制限で使えるポケット型WiFiや高速モバイルWiFiの基本的な選び方や仕組みなどを初心者にも分かりやすく解説していきます。

後述しますが、ポケット型WiFiではサービスの種別としてWiMAXやワイモバイル、楽天モバイル、クラウドSIMのWiFiなどに分けられます。その中でも、結論として大容量で安いモバイルWiFiの「クラウドSIM対応WiFi」や「WiMAX」、そしてポケット型WiFiをレンタルして使える「レンタルWiFi」において、おすすめNo.1ポケット型WiFiを2つを決定しました。

今月のおすすすめNo.1のポケットWiFiをWiMAX+5Gで選ぶならGMOとくとくBB WiMAX +5Gです。

おすすめする全理由

  • WiMAX+5G 契約期間内において実質費用が最安
  • 高額キャッシュバック、月額料金の値引きが他社より大きい
  • ポケットWiFiデータ端末の翌日発送が可能だから短時間で利用可能
  • 速度制限なしだから通信量無制限で利用可能
  • 最新データ端末が無料(買取)でレンタルではないので返却不要
  • 契約解除料が無料

他社より安い料金、他社よりすぐに使える、満足しなかったら20日以内に解約も無料という点がポイントになります。

WiMAX+5Gの特徴の一つとして通信量は無制限が大きな特徴です。

WiMAXプロバイダーの多くはキャンペーンとしてキャッシュバック特典を採用しています。よくある懸念として、そもそもキャッシュバックを受け取りにくい、面倒な手続きがある、といった批判的な意見がありますが、キャッシュバック受け取り自体は簡単にできますし、キャッシュバックと同等の特典である月額割引特典での申込みであれば懸念は払拭されますので問題ありません。とくとくBBをおすすめできる理由としてキャッシュバック特典や月額割引を自由に選択できる点で利点があります。

> とくとくBB WiMAXの最新キャンペーンはこちら

まずはこのページで解説している今月おすすめ&最安のポケット型WiFiについて、以下の2つの動画でもご視聴いただけますので是非ご覧ください。

動画では元プロバイダー社員の私自身が動画撮影、編集までやっています。おすすめのポケット型WiFiだけでなく、「ポケット型WiFiはどこで買える?」についても動画で解説していますのでぜひご覧ください。

Contents

月額なし・無料で使えるポケット型WiFiも人気急上昇

プリペイド式(チャージ式)WiFiルーター

月額無しの毎月料金がかからず無料で使えるポケット型WiFiもあります。

詳しくは以下の記事を御覧ください。

2026年10月にWiMAX全社が一斉値上げ|申し込む「時期」で損得が変わります

まず、いま契約を検討している方に必ず知っておいてほしいことがあります。2026年10月1日から、WiMAXを提供する主要プロバイダーが一斉に月額料金を引き上げます。各社が2026年7月に公式発表したもので、既存契約者も対象です。

プロバイダー 加算額(税込) 改定日 契約解除料が無料になる期間
Broad WiMAX +630円 2026年10月1日 (設定なし/※下記の補填措置あり)
GMOとくとくBB +605円 2026年10月1日利用分〜 2026年8月21日〜9月20日
カシモWiMAX +594円 2026年10月1日 2026年10月1日9:00〜10月13日21:00(10月分の月額も無料)
BIGLOBE WiMAX +330円 2026年10月1日 2026年9月1日〜9月30日

出典:GMOとくとくBB「WiMAX +5G / WiMAX2+ サービス月額料金改定に関するお知らせ」(2026年7月29日)Broad WiMAX「月額料金改定について」カシモWiMAX「月額料金改定のお知らせ」(2026年7月31日)BIGLOBE「BIGLOBE WiMAX +5G / WiMAX 2+ サービス 月額料金改定のお知らせ」(2026年7月1日掲載)

値上げの理由は各社ほぼ同じで、物価高騰と通信回線の調達コスト上昇です。WiMAXはUQコミュニケーションズの回線を各社が借りて提供している構造なので、同じタイミングで足並みが揃いました。

いま解約を考えているなら「無料の窓」を逃さないこと

見落とされがちですが、値上げに伴って各社とも期間限定で契約解除料を無料にしています。更新月かどうかに関係なく解約できる期間です。

たとえばGMOとくとくBBは2026年8月21日から9月20日まで。1日でも過ぎれば通常どおり契約解除料がかかります。乗り換えを考えていた方にとっては、年に一度あるかどうかのタイミングです。

ただし、ここには必ず引っかかる落とし穴があります。

端末代金は毎月の月額料金から割引という形でご負担いただいているため、ご解約時点でお支払いが完了していない場合は、残りの端末代金をお支払いいただきます。
引用元:GMOとくとくBB「WiMAX +5G / WiMAX2+ サービス月額料金改定に関するお知らせ」

契約解除料が無料になっても、端末の分割残債は別途請求されます。「解約金0円」という言葉だけを見て手続きすると、最後の請求で数万円を見て驚くことになります。解約前に必ずマイページで端末の残り支払い回数を確認してください。これはカシモWiMAXの案内にも同じ趣旨の但し書きがあります。

これから契約する人はどう考えるべき?

新規契約なら、値上げは「10月以降の月額に上乗せされる」と考えて実質月額を計算し直すのが正確です。多くの比較サイトに載っている実質月額は改定前の数字なので、そのまま鵜呑みにすると2年・3年の総額が数千円〜1万円以上ずれます。

なお、Broad WiMAXは2026年7月30日までに申し込んだ人に限り、契約月から12か月に達するまで630円を割引で補填する措置を取っています。既存契約者への配慮に差が出た形です。

結論:目的別のおすすめポケット型WiFi【2026年8月版】

先に結論から言います。ポケット型WiFiは「どれが一番いいか」ではなく「自分の使い方でどれが最適か」で決まります。

重視すること おすすめ 理由
速度と安定性 WiMAX +5G(GMOとくとくBB など) au 4G LTE・5Gが標準で使え、実測でも他方式より明確に速い。データ量は実質無制限
とにかく安く 楽天モバイル(Rakuten WiFi Pocket) 3GB以下なら月1,078円(税込)。使わない月は自動的に安くなる段階制
月額を払いたくない プリペイド式(チャージ式)WiFi 端末とギガを買い切り、使う分だけ後からチャージ。契約審査なし
1日〜1か月だけ WiFiレンタルサービス 引っ越しの繋ぎ・出張・帰省に。返却するだけで終わる
安さと容量のバランス クラウドSIM対応WiFi(ゼウスWiFi など) 20GB〜100GBの定量制。ドコモ・au・ソフトバンクの回線を自動選択

筆者が一番おすすめしたいのはWiMAX +5Gです。理由は後述の実測データにあります。ただし「月に10GBも使わない」という方がWiMAXを契約するのは、正直もったいないとも思っています。

後悔しないための3ステップ|あなたに合うポケット型WiFiの決め方

ポケット型WiFi選びで失敗する人は、たいてい「安さ」だけを見ています。実際に契約後に後悔した理由を調べると、上位に来るのは料金ではありません。

マイナビの独自調査(2026年2月実施・回答者300人)では、契約後の後悔の1位が「速度が遅い」で31.3%、2位が「電波が届かない」で29.0%でした。つまり3人に1人近くが、料金ではなく通信品質で後悔しているということです。

だからこそ、次の順番で決めてください。

STEP1:どこで使うかを先に決める(これが最重要です!)

自宅メインなのか、外出先メインなのかで答えが変わります。

自宅がメインなら、そもそもポケット型WiFiではなくホームルーターや光回線のほうが快適です。持ち運ばないのにバッテリーを気にする理由がありません。置くだけWi-Fi・ホームルーターの比較もあわせて確認してみてください。

外出先メインなら、次に見るのは「自分の行動範囲がエリアに入っているか」です。WiMAXは基地局を密に並べる方式のため、都市部では非常に強い一方、郊外や地方では若干弱くなります。クラウドSIMやワイモバイルはドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話ネットワークを使うので、エリアの広さでは有利です。

STEP2:必要なデータ量を確定させる

「無制限」を選んでおけば安心と思いがちですが、使わないなら無駄な出費です。目安は以下のとおりです。

月のデータ量 できることの目安 向いているタイプ
〜20GB Webサイト閲覧・SNS・メール中心、動画は標準画質で月20時間程度 クラウドSIM(20GBプラン)/楽天モバイル
50GB前後 動画を毎日1〜2時間、テレワークのビデオ会議も週数回 クラウドSIM(50GBプラン)
100GB前後 動画をHD画質で毎日3時間程度、在宅ワークのメイン回線 クラウドSIM(100GB)/WiMAX
上限を気にしたくない 4K動画・大容量ダウンロード・固定回線の代わり WiMAX +5G/楽天モバイル(20GB超で定額)

YouTubeをHD画質(1080p)で見た場合、消費量はおおよそ1時間あたり1GB前後です。毎日2時間見るなら月60GB。ここから逆算すると自分に必要な容量が見えてきます。

スマホの直近3か月の使用量を確認してから決めると、ほぼ外しません。

STEP3:使う期間を決める

半年しか使わないのに2年契約を結ぶと、解約時に端末残債が残ります。逆に3年使うつもりなら、多少初期費用がかかっても実質月額の安いプランが有利です。

期間が読めないなら、契約期間の縛りがないプランか、プリペイド式を選ぶのが安全です。

「実質月額」の計算式は?|最安表記に騙されないために

比較サイトで必ず出てくる「実質月額」。この数字、実はサイトによって計算方法が違います。同じサービスなのに、あるサイトでは3,218円、別のサイトでは3,800円と表示されるのはこのためです。

自分で検算できるように、計算式を公開します。

実質月額 =(事務手数料 + 月額料金の合計 + 端末代金 - キャッシュバック・割引の合計)÷ 契約月数

ポイントは3つあります。

ひとつ目は契約月数を何か月で割るか。2年で割るか3年で割るかで数字は大きく変わります。同じ土俵で比べるには、比較する全社を同じ月数に揃える必要があります。

ふたつ目は端末代を入れているか。「実質無料」と書かれていても、それは毎月の割引で相殺しているだけで、途中解約すれば残債が発生します。買い切りではありません。

みっつ目がキャッシュバックを満額で計算しているかです。ここが一番危険です。

キャッシュバックは「もらえる前提」で計算してはいけない

GMOとくとくBBのキャッシュバックは、端末発送月を含む11か月目に口座登録の案内が届き、その翌月末に振り込まれます。つまり契約から約1年後に、自分で手続きをしなければ1円も受け取れません

マイナビの調査では、キャッシュバックを受け取り忘れた人が3.0%いました。少なく見えるかもしれませんが、38,000円を取り逃がすと実質月額は月あたり1,500円以上跳ね上がります。

一方で、契約後まもなくAmazonギフト券が届くタイプの特典もあります。金額だけでなく「いつ・どうやって受け取るか」の難易度まで見て比較すべきです。

キャッシュバックを選ぶなら、申請月をスマートフォンのカレンダーに登録しておいてください。案内メールはプロバイダーのメールアドレス宛に届くことが多く、普段使わないアドレスだと見落とします。ここは筆者が最も多く相談を受けるつまずきポイントです。

とくとくBB WiMAXの受け取り手順はとくとくBB WiMAXの契約から解約までの解説記事で詳しくまとめています。

回線タイプで選ぶ|WiMAX・クラウドSIM・キャリア・楽天の違い

ポケット型WiFiは、見た目こそ似ていても中身の通信方式がまったく違います。ここを理解すると選択肢が一気に絞れます。

回線タイプ 使う回線 データ容量 速度・安定性 向いている人
WiMAX +5G WiMAX 2+、au 4G LTE、au 5G 実質無制限 高速で時間帯を問わず安定 固定回線の代わり・速度重視
クラウドSIM ドコモ・au・ソフトバンクの4G回線から自動選択 月20〜100GBの定量制 環境により速度が低下しやすい 外出先でのライトユース・費用重視
キャリア回線 ドコモ・ワイモバイル等の自社4G/5G 定量制または大容量 基地局品質が高く安定 スマホとのセット割狙い
楽天モバイル 楽天回線+auパートナーエリア 3GB未満〜無制限の従量制 建物内で電波にばらつき 月ごとに使用量が変わる人・最安狙い

WiMAX +5G|速度と安定性で選ぶならこれ

WiMAXの最大の強みは、2022年以降にau 4G LTEと5Gが標準で使えるようになったことです。下り最大2.7Gbpsという理論値もさることながら、実測で他方式と明確な差が出ます。

ひとつ、重要な事実をお伝えしておきます。WiMAXはどのプロバイダーで契約しても、通信速度も繋がりやすさも同一です。回線はすべてUQコミュニケーションズのものだからです。

つまりWiMAXを選ぶなら、速度で悩む必要はまったくなく、料金・キャンペーン・契約期間だけで比べればいいということになります。家電量販店で「うちのWiMAXは速い」と説明されたら、それは正確ではありません。

クラウドSIM対応WiFi|安さとエリアの広さが武器

クラウドSIMは端末に物理的なSIMカードを挿さず、その場で最適な回線をクラウド経由で選ぶ仕組みです。ドコモ・au・ソフトバンクのいずれかに繋がるため、エリアの広さではWiMAXより有利です。

料金も安く、20GBプランなら月1,000円台から選べます。海外でそのまま使えるサービスが多いのも特徴です。

ただし速度は正直に言って期待しすぎないほうがいいです。多くのクラウドSIMは下り最大150Mbps程度で、そもそも高速通信を狙った設計ではありません。詳しくはクラウドSIM対応WiFiの比較記事で解説しています。

楽天モバイル|使わない月は自動で安くなる

楽天モバイルは段階制の料金が特徴です。3GBまでなら月1,078円(税込)、20GBまでで2,178円(税込)、20GBを超えると3,278円(税込)で上限なしという仕組みになっています。

「月によって使う量がバラバラ」という方には、これほど噛み合う料金体系はありません。端末代もキャンペーン適用で1円になることがあります。

弱点は電波です。建物の中や地下で繋がりにくいという報告が根強く、マイナビの調査では楽天モバイル利用者の30%が「繋がらないエリアがある」と回答しています。契約前に自分の生活圏が楽天回線エリアかどうかを公式サイトで必ず確認してください。

「プラチナバンド」を知っておくと失敗が減ります

エリアの話をするうえで欠かせないのがプラチナバンドです。700MHz〜900MHz帯の電波のことで、建物の壁を回り込んで届きやすいという性質があります。地下や屋内、山間部での繋がりやすさはここで決まります。

ソフトバンク回線を使うワイモバイルやクラウドSIMは、このプラチナバンドを使えるため屋内に強い傾向があります。楽天モバイルも自社のプラチナバンド整備を進めている段階です。

一方、WiMAXが使うWiMAX 2+の2.5GHz帯は高速な代わりに障害物に弱く、基地局を密に置くことでカバーする方式です。だから都市部では非常に速く、郊外では弱くなる。この特性を知っておくだけで「なぜ自分の家では繋がらないのか」が理解できます。

元プロバイダー社員が実際に借りて計測した通信速度【実測データ】

ポケットWiFiの速度は速いのか遅いのか、どうしても気になるところです。

当サイトでは様々なポケットWiFiについて速度の測定を行っていますので、以下の表のとおり一部のWiFiについて速度計測結果の一例を報告します。運営者の私が実際に端末を借りて、一定のエリア・時間帯で計測を行いました。

タイミングによって多少の誤差、速度が出たり出なかったりということはありますが、平常時および混雑時(夕方17時前後)はだいたいこのくらいの速度ということでご認識いただければと思います。

接続事業者名 サービス種別 下り速度実測値(平均) 計測時間帯
Broad WiMAX+5G WiMAX+5G 70.3Mbps 午前10時頃(東京駅丸の内)
Rakuten WiFi Pocket 楽天モバイル 46.7Mbps/22.7Mbps 午前10時頃/正午頃
とくとくBB WiMAX+5G WiMAX+5G 40.0Mbps 午前10時頃
モバレコAir ソフトバンク 39.6Mbps/36.4Mbps/7.00Mbps/15.3Mbps 午前10時/午後1時/午後5時/午後8時
それがだいじWiFi クラウドSIM 27.8Mbps/8.86Mbps 午前10時頃/午後5時頃
クイックWiFi クラウドSIM 19.8Mbps/2.21Mbps 午前10時頃/午後5時頃
どこよりもWiFi クラウドSIM 18.5Mbps 午前10時頃
ギアWiFi(304ZT) ソフトバンク 16.8Mbps/16.2Mbps 午前10時頃/正午頃
NETAGE(レンタル) クラウドSIM 12.1Mbps 午前10時頃
AiR-WiFi クラウドSIM 8.46Mbps 午前10時頃
クラウドWiFi クラウドSIM 7.33Mbps/20.3Mbps 午前10時頃/午後1時頃

※計測地点:JR大船駅構内(神奈川県ターミナル駅)、藤沢駅構内(※正午頃計測)
※Broad WiMAX+5Gのみ東京駅丸の内で計測
※モバレコAirのみ神奈川県鎌倉市郊外で計測(利用地点でのみ利用可能であるため)
※googleスピードテスト(https://www.measurementlab.net/)で速度計測

速度の考察

あくまで参考程度でご覧いただければと思いますが、私が計測した速度の実測値は夕方や夜間は速度が出づらく、朝昼はまずまずの速度が出た印象です。

どの接続事業者でもこの傾向は同じで夕方が特に遅く、クラウドSIM対応WiFiにおいては10Mbps以下の速度となりました。モバレコAirでも同様で10Mbpsに届きませんでした。

クラウドSIM対応WiFiは下り最大150Mbpsとなっており、もともとかなり高速というわけではありません。平常時はだいたい横並びで20Mbps程度の下り速度で、これくらい出ていればほぼ問題なく使えます。一方で夕方は厳しい結果となりました。10Mbpsを下回ると遅さを実感します。

WiMAXやソフトバンクAir(モバレコAir)は900Mbps以上の下り速度の理論値が公表されており、クラウドSIMのWiFiより高速です。計測結果としてもクラウドSIM対応のWiFiより高速通信が可能ということが、実際に計測してみて分かりました。

とはいえ、夕方の混雑時間帯は厳しい結果となっています。参考までに、当社事務所の光回線は夕方でも78Mbpsを計測しました。固定回線と比べると、モバイル回線は混雑の影響を受けやすいというのが正直な印象です。

速度を重視するのか、安定性を重視するのか、それとも少しでも安い料金が良いのか。よく考える必要があります。

とはいえ、私の経験上、通信の安定性・速度が速いものを選ぶべきと考えます。やはり、利用したいシーンや場所で速度が出ないとなるとかなりストレスが溜まりますので、速度は重要視したいポイントです。

個人的にはWiMAX +5Gを一番おすすめしたいですね。au 4G LTEと5Gのネットワークが標準で使えるようになったので、Broad WiMAX+5Gで実測値を計測したとおり、とにかく速かったですし、安定していました。

より詳しい計測結果はモバイルWiFiの通信速度比較まとめにもまとめています。複数端末を同時に計測するプロジェクトも行っており、YouTubeでも解説していますので、あわせてご覧ください。

ポケット型WiFiおすすめランキング【2026年8月版】

ここまでの比較と実測を踏まえた、今月のおすすめです。ランキングの根拠は実質月額費用の安さとコストパフォーマンスで、新規申し込み受付を停止しているサービスは対象外としました。

※以下の料金は2026年8月時点のものです。前述のとおり2026年10月1日からWiMAX各社は月額が加算されますので、10月以降に契約する方は加算後の金額でご確認ください。

WiMAX 第1位:GMOとくとくBB WiMAX +5G

高額キャッシュバックで人気を集めてきたプロバイダーです。au 4G LTE・5Gのネットワークを標準で使え、データ量も実質無制限で使えます。

実質月額/契約年数 3,218円(税込)/2年計算 ※基本キャンペーン適用時
キャンペーン特典 優待クーポンで38,000円キャッシュバック。他社回線からの乗り換えなら追加で最大40,000円。オプション加入条件の適用でさらに2,000円
月額料金 1,375円〜4,807円(税込)
初期費用 3,300円(税込)
端末代 27,720円(1,155円×24回)※毎月1,155円割引のため2年利用で実質無料
支払い方法 クレジットカード

メリットは実質費用の安さと特典の充実、端末即日発送、データ量無制限。デメリットはキャッシュバックの受け取りが約1年後で自己申請が必要な点と、当初2か月のオプション加入が条件になる点です(利用開始後に解約可能)。

キャッシュバック額の大きさに目が行きがちですが、受け取り忘れると実質月額は跳ね上がります。カレンダー登録は必ずしてください。

とくとくBB WiMAX

  • 優待クーポンでキャッシュバック最大38,000円(さらに乗り換えなら追加40,000円
  • 2年契約ですが、途中解約の違約金は無料だから実質縛り無し
  • 端末代は実質無料(2年利用で)で使える
  • 安心サポート、公衆無線LANが2ヶ月間無料
  • WiMAX+5Gの新端末は最短当日発送
実質月額/契約年数 3,218円(税込)/2年計算 ※基本キャンペーン適用時
キャンペーン特典 優待クーポンで38,000円のキャッシュバックに加えて他社回線からの乗り換えなら追加で最大40,000円
さらに、オプション加入条件を適用すると追加2,000円キャッシュバック
公衆無線LAN、安心サポートが2ヶ月無料
マカフィー® マルチアクセスのセキュリティサービスが1年間無料
月額料金 1,375円~4,807円(税込)
初期費用 3,300円(税込)
端末代 27,720円(1,155円×24回)
※キャンペーンにより毎月1,155円割引となるため実質無料
支払い方法 クレジットカード
公式サイト https://gmobb.jp/wimax/

\簡単申込でキャッシュバックはメールで連絡が来て口座を入力するだけ/

詳細・申し込みはこちら

クラウドSIM 第1位:ゼウスWiFi

月間20GB・40GB・100GBの3プランから選べるクラウドSIM対応WiFiです。ドコモ・au・ソフトバンクのネットワークを自動選択するため、利用エリアが広いのが特徴です。

最大の魅力は月額料金の安さで、20GBプランなら半年間は月額980円(税込)、100GBプランでも10か月間は月額1,980円(税込)で使えます。端末はレンタルのため解約時に返却が必要ですが、端末代は無料です。

実質月額/契約年数 3,684円(税込)/2年契約・100GB
月額料金 980円〜2,361円(30GB)/1,480円〜3,106円(50GB)/1,980円〜3,212円(100GB)いずれも税込
初期費用 3,300円(税込)
端末代 無料(レンタル)

契約期間の縛りがないフリープランも選べ、通信量のチャージや海外利用にも対応しています。詳細はゼウスWiFiの解説記事をご覧ください。

ゼウスWiFi
  • キャンペーン適用で30GBなら980円(税込)、100GBは1,980円から使える
  • 契約期間縛り無しのフリープランも選べる
  • 通信量のチャージも可能
  • 海外でも使える

キャンペーン更新:2026年3月5日時点

ゼウスWiFiの特徴解説&口コミ・評判
実質月額/契約年数 3,684円(税込) /2年契約・100GB
キャンペーン特典 月額料金43~55%割引で使える
※プランにより期間や割引率は異なります
月額料金 980円~2,361円(税込)※30GB
1,480円~3,106円(税込)※50GB
1,980円~3,212円(税込)※100GB
初期費用 3,300円(税込)
端末代 無料(レンタル)
支払い方法 クレジットカード
公式サイト https://zeus-wifi.jp/

詳細・申し込みはこちら

お試しで使いたいなら:5G CONNECT

30日間のお試し利用ができる、契約期間の縛りなしプランと2年契約プランが選べるWiMAXのレンタルサービスです。WiMAX回線なので速度制限なしの無制限で使え、モバイルルーターまたはホームルーター端末が無料で借りられます。

5G CONNECT
  • 30日間お試しでモニター利用が可能
  • 契約期間縛り無しと2年契約が選べる
  • SA(スタンドアローン)新端末も無料レンタル
  • 2年契約を3ヶ月まとめ払いなら4ヶ月間無料
5G CONNECTの特徴解説&口コミ・評判
実質月額/契約年数 4,262円(税込)/2年契約
5,525円(税込)
/縛り無し・1年間の場合
キャンペーン特典 30日間お試しモニターが可能
3ヶ月間まとめ払いなら4ヶ月間無料(2年契約時)
月額料金 4,950円(税込)※2年契約
5,250円(税込)※縛り無し
初期費用 3,300円(税込)※モニター利用の場合は不要
モニター利用時は手数料1,100円+送料が必要
(月額料金や事務手数料が請求されますが、返却後に返金されます)
端末代 無料(レンタルのため要返却)
支払い方法 クレジットカード
公式サイト https://5g-connect.net/

詳細・申し込みはこちら

お試し利用ができる30日間モニター受付中

「自分のエリアで本当に使えるか不安」という方には、実際に試してから判断できる点が大きな利点です。5G CONNECTの詳細もあわせてどうぞ。

半年〜1年未満だけ使うなら:シンプルWiFi

レンタル型でWiMAX回線が使え、データ量は無制限。短中期の利用で端末残債を残したくない方に向いています。

最安を狙うなら:楽天モバイル(Rakuten WiFi Pocket)

使った分だけ支払う段階制で、3GB以下なら月1,078円(税込)。端末代もキャンペーンで1円になることがあります。「月によって使う量が読めない」という方には最も無駄が出ません。

繰り返しになりますが、契約前のエリア確認だけは必ず行ってください。

【月額なし・契約なし】プリペイド式ポケット型WiFiという選択肢

意外と知られていないのが、月額料金も契約期間の縛りも一切ないプリペイド式(チャージ式)のポケット型WiFiです。

端末と一定のデータ容量を最初にまとめて購入し、ギガを使い切ったらアプリやマイページから必要な分だけ「追加チャージ」して使います。チャージしたギガの有効期限は365日というサービスが多く、使わない月は1円もかかりません。

サービス名 100GB付き初期費用(税込) 追加100GB(365日)チャージ代(税込) 端末の特徴
Free-Style Wi-Fi 21,780円〜 6,380円 Macaroon M3A(ディスプレイ付きで残量が見やすい)
インスタントWi-Fi 23,980円 6,480円 T8(100gと軽量・15時間駆動)
STARチャージWiFi 24,500円 6,480円 Freebot SE901(16時間駆動)
リチャージWiFi 25,980円 6,980円 MR01(13時間駆動・133g・海外でも電源を入れるだけ)

※料金は2026年8月時点の調査値です。申し込み前に各公式サイトで最新の価格をご確認ください。

こんな人にはプリペイド式が向いています

クレジットカードの審査が不要で、コンビニ決済や後払い(Paidy、atone)に対応しているサービスが多いのが特徴です。カードを持っていない、審査に不安がある、という理由でポケットWiFiを諦めていた方にとっては現実的な選択肢になります。

用途として増えているのが、車載用と災害時の備えです。毎月使うわけではないけれど、いざというときに繋がってほしい。この needs に月額制は噛み合いません。使わない月がゼロ円で済むプリペイド式のほうが理にかなっています。

月額なしで使えるポケット型WiFiについては無料で使えるおすすめポケット型WiFiの記事でさらに詳しく比較しています。

ポケット型WiFiでオンラインゲームはできる?Ping値の目安

「ゲームをするなら光回線」とだけ書かれた記事が多いのですが、引っ越し直後や単身赴任先で、どうしてもポケット型WiFiでプレイしたいという状況はあります。

結論から言うと、ジャンルによっては十分可能です。ただし見るべき数字が変わります。

ゲームで重要なのはダウンロード速度ではなくPing値(応答速度)です。ボタンを押してからサーバーに信号が届くまでの遅延で、単位はms(ミリ秒)。数字が小さいほど快適です。

ジャンル 推奨下り速度 許容Ping値 ポケット型WiFiでの実用性
FPS・対人アクション 50〜100Mbps以上 15ms以下 クラウドSIMはPing値が高くラグが多発。WiMAX +5Gの有線接続なら可能性あり
格闘・対戦アクション 35〜60Mbps以上 15〜30ms以下 混雑時間帯を避けたWiMAX環境ならカジュアルプレイは十分可能
MMORPG・協力プレイ 15〜50Mbps以上 50ms以下 通常の時間帯ならクラウドSIMやキャリア4Gルーターでも動作可能

もうひとつ見落とされがちなのがデータ容量です。最近のタイトルは本体のダウンロードだけで数十GBあります。PS4版で49.3GB、Switch版で24.3GBという規模のタイトルもあり、ダウンロードした時点で20GBプランは吹き飛びます。

ゲームをするなら、容量無制限のWiMAX +5G一択と考えたほうが現実的です。そのうえで、可能ならモバイルルーターのUSB端子や有線LANアダプタを使って有線接続すると、Wi-Fi経由より遅延が安定します。

契約してはいけないポケットWiFiとその理由

ここまで紹介したのは契約をおすすめできるサービスですが、逆におすすめできない申し込み方が2つあります。

家電量販店でポケットWiFiを契約してはいけない理由

ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、エディオン、ケーズデンキなどの主要な家電量販店では、WiMAXとワイモバイルの契約ができます。

しかし、料金比較表を見ていただくとわかるとおり、各社の実質月額費用は他社に比べて明確に割高です。

先ほどお伝えしたように、WiMAXはどのプロバイダーで利用しても接続性や速度は変わりません。同じ品質のものを高く買う理由がないので、あえて家電量販店で申し込む必要はないというのが率直なところです。

au、ドコモのポケットWiFiはおすすめできない理由

auやNTTドコモのポケットWiFi(データ通信サービス)ですが、正直なところおすすめできません。理由は単純で、月額実質費用が他社よりかなり割高だからです。

WiMAXやクラウドWiFi、ワイモバイルなどと比較して、月額で1,500円〜2,000円程度は高くなります。

auについてはそもそもWiMAX回線ですから、WiMAXで選ぶなら他社のほうが安い。ドコモは5GまたはXi(クロッシィ)という他社と異なるネットワークなので「ドコモが一番安定している」という選び方はあり得ますが、スマホと同じ料金プランを契約することになり、割引が全くない場合は月7,000円以上に端末代が乗ってきます。WiMAXの倍はかかる計算です。

そして、これは実務的な注意点ですが——ポケットWiFiの相談をauショップ、ドコモショップでしても、店員にうまく説得されがちです。店頭では他社との比較表は出てきません。事前に相場を知ったうえで足を運んでください。

なお、ドコモ回線を使いたいだけなら、キャリアと直接契約しなくても利用できるサービスがあります。ただし、そうしたサービスが安い理由は通信速度とネットワークの帯域を制限しているからです。150Mbps程度に抑えることで低価格を実現している、という構造は知っておいて損はありません。

ワイモバイルは店舗契約でも問題ありません

例外がワイモバイルです。ソフトバンクが独自に展開しているサービスで、家電量販店でもワイモバイルの路面店でも公式Webサイトでも契約内容は同一です。

ワイモバイルに決めていて対面で相談したい方は、店舗で申し込んでも損はしません。

契約前に必ず確認したい5つの落とし穴

1. 違約金の上限は「月額料金相当額」に変わりました

かつてポケットWiFiの中途解約には、20,900円・15,400円といった高額な契約解除料がかかりました。この情報を載せたままの記事がいまだに多いのですが、現在は違います。

2022年7月1日に施行された電気通信事業法施行規則の改正により、契約解除料の上限が引き下げられました。移動通信サービス(モバイルWiFiを含む)では、1,000円(税抜)と月額利用料相当額のいずれか低いほうが上限です。

出典:総務省「電気通信消費者情報コーナー|消費者保護ルール」

注意点は2つあります。この上限が適用されるのは2022年7月1日以降に締結した契約で、それ以前の契約は従来どおりです。そして——ここが最も重要ですが——端末代金の分割残債は「違約金」ではないため、この上限規制の対象外です。

つまり「解約金は1,000円程度で済む」と思って解約したら、端末残債が2万円以上残っていた、という事態は普通に起こります。解約を検討する際は、契約解除料と端末残債を必ず分けて確認してください。

2. 「無制限」の実態を理解しておく

WiMAX +5Gのスタンダードモードは、月間の通信量の上限なく利用できます。かつての「3日間で15GB」という制限は撤廃済みです。

ただし、オプションのプラスエリアモードには制限があります。

プラスエリアモードのご利用で通信量が月間30GBを超えた場合、当月末までの通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。「プラスエリアモード」をご利用された月には「プラスエリアオプション料」1,100円(税込)/月がかかります。
引用元:BIGLOBE会員サポート「『スタンダードモード』と『プラスエリアモード』の違いはなんですか」

128kbpsというのは、体感としてはWebページがなかなか開かない水準です。プラスエリアモードは「エリア外で緊急的に使う」ものと割り切り、普段はスタンダードモードで使うのが正解です。

一方クラウドSIMは月間の容量が決まっている定量制で、超えると当月は低速になります。「実質無制限」と「定量制」はまったく別物なので、契約前にどちらか確認してください。

3. auスマホを使っているならセット割を忘れずに

auのスマートフォンを使っていてWiMAXも契約するなら、auスマートバリュー mineが使えます。auスマホ側の料金が毎月最大1,100円(税込)割引になります。

出典:UQ WiMAX「auスマートバリュー mine」

年間で最大13,200円ですから、実質月額の比較に大きく効きます。ただし対象プランは限定されており、新規受付が終了しているプランもあります。申し込み時に対象かどうかを必ず確認してください。UQ mobileをお使いなら自宅セット割が該当します。

4. 契約前にエリアを確認する

ポケットWiFiは人口カバー率だけ見れば日本全域で使えることになっていますが、全国どこでも快適に使えるわけではありません。

各社の公式サイトにエリア判定ページがあります。自宅と職場、よく行く場所の3か所は最低限チェックしてください。判定が「△」の場合は、Try WiMAX(15日間無料)やレンタルサービスで実際に試すのが確実です。

5. 解約可能月をカレンダーに登録しておく

地味ですが効きます。申し込み・契約時に契約解除可能月をスマートフォンのカレンダーに登録しておくと、後でわからなくなりません。

解約手続きは電話か会員ページからが一般的ですが、ほぼ間違いなく解約理由を聞かれ、他プランの提案があります。「解約可能月まで利用しませんか」という引き止めもあります。決めているなら流されないようにしてください。

実際に使っている人の声

良い評判も悪い評判もありますので、両方見ておきましょう。

WiMAXについては、繋がりやすさを評価する声が目立ちます。

家のWiFiよりWiMAXのほうが2倍くらいはやい
WiMAXを固定回線代わりに運用はじめてから2週間経ったが、すごく便利。外用・家用にWiMAXを1つずつ欲しいので考え中
共用部の回線の接触不良でパケ詰まりすることがないのが良い
引用元:お客様の口コミ(UQコミュニケーションズ株式会社)

一方で、ネガティブな声も確実にあります。エリアによって繋がらない、混雑時間帯に遅くなる、といった内容が中心です。

仕事場や住む場所がWiMAX圏外だとクラウドSIMのほうがいいんだけど、速度がWiMAXより遅いのがね…
光回線工事の繋ぎで使っているポケットWiFiが速度制限にかかって、ページを開くのに20秒くらいかかる
引用元:SNSでの利用者の声

どうしても遅いという方の口コミばかり目につきます。悪い口コミはいろんな人に聞いてほしい欲求が生まれますのでしょうがないですが、速いという意見も中にはありました。

あくまでその方のエリア、時間帯、本当にそのときのタイミングによって速度は全然異なってきますので、一概に遅い・速いは言えません。こればかりはご自身のエリアで試してみないとわからないというのが現実です。

だからこそ、速度に不安がある方は返品保証やお試し期間のあるサービスから始めるのをおすすめします。

短期だけ使いたいならレンタルも検討できる

引っ越しの繋ぎ、出張、帰省。1か月未満しか使わないなら、契約せずにレンタルするほうが安く済みます。

サービス 料金 期間
WiFiレンタルどっとこむ 有料 1日単位〜1か月程度
NETAGEレンタルWiFi 有料 1日単位〜1か月程度
Try WiMAX 無料 15日間

Try WiMAXは無料で15日間試せるので、エリアに不安がある方は契約前にこれを使うのが最も確実です。返却を忘れると端末代を請求されるので、返送期限だけは注意してください。

グローバルモバイルのレンタルWiFiを実際に借りたレビューも参考にしてみてください。

そもそもポケットWiFiとは?光回線とどう違う?

ポケットWiFiが初めての方向けに整理しておきます。

「ポケットWiFi」はもともとソフトバンクの登録商標です。ワイモバイルが販売するモバイルルーター端末を指す名称でした。ですから厳密にはWiMAXやクラウドSIM対応WiFiはポケットWiFiではありません。

とはいえ世間的な認識としては「持ち運べるモバイルルーター全般=ポケットWiFi」となっているため、当サイトでもその意味で解説しています。誤解を生まないよう「ポケット型WiFi」とも表記していますが、同じ意味です。

光回線との違いは、次のように整理できます。

比較項目 ポケット型WiFi 光回線
工事 不要(届いてすぐ使える) 必要(開通まで数週間〜数か月)
持ち運び できる できない
速度の安定性 時間帯・場所で変動する 安定している
月額料金 1,000円台〜4,000円台 4,000円台〜6,000円台
向いている人 外でも使う・引っ越しが多い・単身 自宅で大容量通信・家族で共有・ゲーム

総務省の令和7年通信利用動向調査(2026年5月29日公表)によると、個人のインターネット利用率は85.6%で、端末別ではスマートフォン経由が74.4%とパソコン経由の46.8%を上回っています。テレワーク実施率も50.1%に達しました。

出典:総務省「令和7年通信利用動向調査の結果」(2026年5月29日)

働く場所も通信手段もモバイル前提に移ってきている、というのがデータからも読み取れます。持ち運べる回線の需要が減らない理由はここにあります。

よくある質問

ポケット型WiFiは本当に無制限で使える?

WiMAX +5Gのスタンダードモードは月間の容量上限なしで使えます。ただし短期間に極端に大量の通信をした場合、混雑時間帯に速度が制限される可能性は残っています。クラウドSIMは定量制なので「無制限」ではありません。

結局どれが一番速い?

実測した範囲ではWiMAX +5Gです。東京駅丸の内で70.3Mbps、クラウドSIM各社が10〜20Mbps台だったことを考えると差は明確でした。ただし夕方はどの方式も落ちます。

スマホのテザリングで十分じゃない?

月に数GBしか使わないなら、そのとおりです。テザリングで足りる人がポケットWiFiを契約する必要はありません。判断の分かれ目は「スマホのデータ容量を毎月使い切っているか」「バッテリー消費が気になるか」「複数台を同時に繋ぎたいか」の3点です。

審査なしで契約できるポケットWiFiはある?

プリペイド式(チャージ式)なら、端末とギガを購入する形なのでクレジットカードの審査が不要なサービスがあります。コンビニ決済や後払いにも対応しています。

WiMAXはプロバイダーによって速度が違う?

違いません。回線はすべてUQコミュニケーションズのものなので、速度も繋がりやすさも同一です。料金とキャンペーンだけで選んで問題ありません。

田舎でも使える?

WiMAXは基地局を密に配置する方式のため、郊外や地方では都市部ほどの速度は出にくくなります。地方在住ならクラウドSIMやワイモバイルなど、プラチナバンドを使える回線のほうが安定しやすい傾向があります。契約前のエリア確認は必須です。

まとめ:2026年8月に契約するなら

最後にもう一度整理します。

速度と安定性を最優先するならWiMAX +5G。実測でも他方式と明確な差が出ました。個人的にもここを一番おすすめしたいです。使う量が月によって変わるなら楽天モバイル。毎月は使わないけれど備えとして持っておきたいならプリペイド式。1か月未満ならレンタル。

そして、今月に限っては時期の判断が金額に直結します。2026年10月からWiMAX各社が月額を引き上げるため、乗り換えを考えていた方は各社が設けた契約解除料無料の期間(GMOとくとくBBは8月21日〜9月20日、BIGLOBEは9月1日〜9月30日、カシモは10月1日〜10月13日)を確認してください。ただし端末の分割残債は別途発生します。

ポケットWiFiは「何を重視するか」で正解が変わる商品です。安さだけで選ぶと速度で後悔し、速度だけで選ぶと使いもしない容量にお金を払うことになります。この記事の3ステップで、ご自身の使い方から逆算して選んでいただければと思います。

WiMAXに絞って比較したい方はWiMAXプロバイダーの比較記事もあわせてご覧ください。ご質問などございましたらお気軽にご連絡ください。

著者・監修:牧村和慶(株式会社Crepas 代表取締役)

大学院修了後、日本電気株式会社(NEC)に入社。SEやSI営業として携帯キャリア向け大規模システム開発やエンタープライズサーバー提案等の業務に従事。その後、インターネットプロバイダーであるNECビッグローブ(現、KDDIグループ傘下のビッグローブ株式会社)へ出向し、コンシューマー向けのサービス企画・運用に携わる。2013年に株式会社Crepasを創業。現在は複数のWebメディアの運営、WiMAXなどのポケット型WiFi・モバイルWiFiの比較解説をYouTube動画で配信、インターネット回線やレンタルサーバーなどIT分野のメディア監修も多数。

このページは、大手インターネットプロバイダーに勤務していた元社員の牧村和慶が、プロバイダー社員時代に培った技術や知識、経験を踏まえて、公正な比較を行った上で執筆・更新しています。

※本ページの料金・キャンペーン情報は2026年8月時点のものです。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。

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著者・監修 牧村和慶

プロバイダー・ワン 著者・監修者
株式会社Crepas 代表取締役 牧村和慶
大学院修了後、日本電気株式会社(NEC)に入社。SEや営業として携帯キャリアの大規模システムに携わった後、インターネットプロバイダーであるNECビッグローブ(現、KDDIグループ傘下のビッグローブ株式会社)へ出向。2013年に株式会社Crepasを創業。プロバイダーでの業務経験をいかし、光回線やモバイルWiFi、格安SIMなどの比較情報メディア運営やお金に関わる分野の取材活動を通じて、債務整理、カードローン、節約など問題解決に尽力している。

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