アコム延滞で起こる6段階のリスクと今すぐできる対処法|遅延損害金・マイページ活用・債務整理まで専門家が解説

アコムの返済日を1日でも過ぎると、翌日から年率20.0%の遅延損害金が発生します。放置すると督促→信用情報への登録→一括請求→差し押さえへと段階的に進行します。

この記事では、延滞後のリスクを時系列で整理し、マイページを使った最速の対処法から、返済が困難な場合の解決策まで順に解説します。

アコム延滞後の6段階リスク【時系列順】

延滞の日数が長くなるほど、リスクは深刻になります。

時期 起きること
翌日〜 遅延損害金(年率20.0%)が発生
数日以内 電話・メール・はがきで督促
1ヶ月前後 追加借入の利用停止
2〜3ヶ月 信用情報機関に延滞情報が登録(いわゆるブラックリスト)
3ヶ月〜 一括返済の請求・債権回収会社への債権譲渡
6ヶ月〜 法的措置(裁判・給与差し押さえ)の可能性

遅延損害金はいくらかかる?計算方法とシミュレーション

遅延損害金の計算式は以下のとおりです。

遅延損害金 = 残高 × 年率20.0% ÷ 365日 × 延滞日数

【例】残高50万円を30日延滞した場合:500,000円 × 0.20 ÷ 365 × 30 = 約8,219円

残高 10日延滞 30日延滞 60日延滞
10万円 約548円 約1,644円 約3,288円
30万円 約1,644円 約4,932円 約9,863円
50万円 約2,740円 約8,219円 約16,438円
100万円 約5,479円 約16,438円 約32,877円

専門家の視点:遅延損害金は通常の利息(年率3〜18%)より高い年率20.0%が適用されます。長期延滞になるほど元本への充当が遅れ、借金が膨らみやすくなります。返済は1日でも早いほど損失を抑えられます。

アコム延滞時に今すぐ取るべき行動

【最速】マイページで支払約束日を登録する

アコムのマイページには「支払約束日登録」機能があります。返済日を過ぎてしまった場合、この機能を使うことで督促の対応が一時的に和らぎます。

  1. アコムのマイページにログインする
  2. 「お知らせ」欄にある「次回のお支払期日に関するお知らせです。」をタップ
  3. 支払約束日(いつまでに返済するか)を登録する
  4. 登録した約束日までに必ず返済する

専門家の視点:支払約束日の登録はあくまで一時的な措置です。約束日を守れない場合は、再度アコムへの連絡が必要になります。

アコムへ直接電話して返済計画を伝える

マイページが使えない場合や、電話で直接説明したい場合はコールセンターへ連絡してください。「いつまでにいくら支払えるか」を具体的に伝えることが重要です。

アコム総合カードローンデスク:0120-629-215(年中無休・無料)

一部でも入金する

全額返済が難しくても、一部入金で延滞日数を短縮できます。ATM・コンビニ・インターネットバンキングで少額から入金できます。なお、ATMやPayPayマネー以外の方法では残高への反映に時間がかかる場合があります。

アコムからの督促はどう進む?電話・はがき・一括請求の流れ

数日以内:電話・メールでの督促

返済日を過ぎると、登録した電話番号へアコムから督促の連絡が入ります。アコムのコールセンター(0120-629-215)からかかってくることが多いです。

1〜2週間:「審査第一部」名義のはがきが届く

郵送での督促は「アコム」ではなく「審査第一部」名義のはがきで届くことがあります。家族への配慮から差出人名を記載しない形式になっているケースも多いです。

2〜3ヶ月:信用情報機関への登録

61日以上または3ヶ月以上の延滞が続くと、CIC・JICCなどの信用情報機関に「異動情報」として登録されます。完済後も5年間、ローンやクレジットカードの新規審査が通りにくくなります。

3ヶ月以降:一括請求・債権回収会社への移行

長期延滞になると「期限の利益喪失」通知が届き、残債の一括返済を求められます。その後、アイアール債権回収へ債権が譲渡されるケースもあります。

専門家の視点:一括請求の通知が届いた段階では、個人での解決は極めて困難です。この段階では弁護士・司法書士への相談を強くお勧めします。

延滞しても家族や職場にバレる?アコムの連絡方法

アコムは基本的に「本人の携帯電話・登録電話番号」への連絡を優先します。

状況 家族・職場への連絡可能性
短期延滞(数日〜数週間) 原則なし
長期延滞・連絡が取れない場合 緊急連絡先への連絡の可能性あり
裁判・差し押さえの段階 給与差し押さえで職場に通知される

専門家の視点:電話に出ないと職場への連絡リスクが高まります。督促があった場合は無視せず、返済計画を具体的に伝えて対応することが最善策です。

返済が難しいときの5つの選択肢

方法 特徴 向いている人
任意整理 弁護士が交渉し利息をカットして分割返済 安定収入があり分割で返せる人
個人再生 借金を最大1/5に圧縮して返済(裁判所) 住宅ローンを守りたい人
自己破産 借金を全額免除(裁判所) 収入がなく返済の見込みがない人
過払い金請求 払いすぎた利息を取り戻す 2010年以前に高金利で借りていた人
おまとめローン 複数の借金を一本化して金利を下げる 複数社から借り入れがある人

弁護士・司法書士に依頼すると督促が即時停止する

弁護士・司法書士に依頼すると「受任通知」がアコムに送付されます。これにより法律上、アコムからの督促電話・はがきが即座に停止します。精神的な負担を大きく減らすことができます。

専門家の視点:任意整理は信用情報への影響が比較的軽く、完済後5年で回復します。毎月の返済額を現実的なレベルに落とせるため、安定した収入のある方には最も使いやすい手段です。

アコムの借金を踏み倒してはいけない理由

督促を止めるには「返済する」か「専門家に依頼して受任通知を送る」のいずれかです。放置して踏み倒すことは事実上不可能です。

リスク 詳細
給与差し押さえ 裁判を起こされ、毎月の給与の1/4が強制徴収される
財産差し押さえ 銀行口座・不動産なども対象になる
時効成立の困難さ アコムは訴訟等で時効を中断させる手段を積極的に使う

専門家の視点:「5年で時効になる」という情報を見て放置する方がいますが、大手消費者金融は時効を中断させる法的措置を定期的に行います。時効の援用が成立するケースは限られます。

アコムへの過払い金請求は今でも可能?

2010年6月以前にアコムで借り入れをしていた方は、過払い金が発生している可能性があります。過払い金とは、かつて利息制限法を超えた金利で支払っていた利息の過払い分です。

確認ポイント 詳細
借り入れ時期 2010年6月以前に契約していたか
適用金利 年率29.2%など利息制限法を超える金利だったか
時効 最後の取引から10年以内か

2010年以降に新たに契約した方は、利息制限法の範囲内の金利のため過払い金は発生しません。

まとめ

アコムの延滞が続くと、遅延損害金の増加→督促→信用情報登録→一括請求→法的措置と、段階的に取り返しのつかない状況へ進みます。

状況 今すぐ取るべき行動
数日の延滞 マイページで支払約束日を登録する、またはアコムに電話する
返済が厳しい 弁護士・司法書士に無料相談する
督促が止まらない 受任通知で督促を即時停止させる
2010年以前に借り入れ 過払い金請求を検討する

返済の見通しが立たない場合は、早めの専門家相談が最善策です。初回無料相談に対応している事務所が多いため、まずは相談だけでも行動してみてください。

過払い金請求を含め、任意整理や自己破産をご検討の方は債務整理おすすめランキング(全国の弁護士や司法書士事務所から選抜)も参考にしてみてください。

監修者について

監修者プロフィール:株式会社Crepas 代表取締役 牧村和慶
お金や借金の問題について弁護士や司法書士への取材活動を行い、正しい知識を発信して借金問題の解決に尽力している。司法書士や法律事務所への取材実績はこちら

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株式会社Crepas 代表取締役
マネーセレクト著者・監修者。お金に関わる分野の取材活動を通じて、債務整理、カードローン、節約など問題解決に尽力している。

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