キャッシング・カードローン解説の内容について
「みずほ銀行」でお金を借りる前に確認しておきたいポイントとして、カードローンの特徴、申込条件、審査、利用可能なATM、金利や毎月の返済額、その他注意点を示していきます。
金融機関コード:0001
みずほ銀行カードローン3つの特徴
みずほ銀行カードローンには以下の様な特徴があります。なお、みずほ銀行は第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行等の分割・合併を経て設立されました。三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行、りそなグループと並んでメガバンクと呼ばれています。
当ページでは一般的なみずほ銀行カードローンを解説します。
メガバンク・全国で利用可能
メガバンクなので全国で借り入れ・返済が可能なのも便利な特徴です。ATMの数もコンビニATMだけでなくみずほグループのATMを利用できるので利便性という点においてはメガバンクならではのポイントです。
口座は申込時は不要ですが、後程、普通預金口座を作る必要があるので最初の融資までは少し時間がかかることを頭に入れておいたほうが良いでしょう。
みずほの口座を持っていればすぐに借りたいといったときにスムーズに手続きできます。必要書類なども簡単に送付でき、郵送等も必要なくインターネットを使って完結できるので誰でも便利に利用できます。
お金を借りる前の注意点
キャッシングする前、カードローンでお金を借りる前に注意する点を解説しておきます。
みずほ銀行の口座を持っていると手続きがスムーズ
みずほ銀行カードローンは口座を持っていなくても申し込めるのが特徴ですが、みずほ銀行の普通預金口座を持っていれば、申込はネットから手続きができ、すぐに審査を受けることができます。
審査の回答、本人確認書類の確認などもネット経由で行うことによりカードローン口座の開設をスムーズに行うことが可能です。
カードローン口座が開設されればATMや振込での現金借り入れが可能となります。なお、みずほ銀行内ではネットだけで手続きが完結するWEB完結とも呼ばれています。
みずほ銀行の口座を持っていないと借り入れまで時間がかかる
上記の裏返しとなりますが、みずほ銀行の普通預金口座を持っていない方は申込は可能ですが、融資まで少し時間がかかります。
理由は結局みずほ銀行の預金口座を作る必要がありからです。申込の段階で同時口座開設ができるのでカードローン申込と同じタイミングで口座に関わる情報の入力、開設申込を行ったほうが良いでしょう。
申し込みの段階で口座開設を不要として申し込みも可能ですが書類のやりとりの段階で確実に必要になってしまいますので開設が必須となります。
口座開設には最短でも3週間、内訳としては普通預金の通帳発行まで1週間、その後カードローン専用口座の開設で2週間程度かかってしまいます。初めて利用する方ですぐに借りたいという方は3週間は時間がかかるということを念頭に申し込みを行う必要があります。
みずほ銀行カードローン商品概要
みずほ銀行カードローンのカードローン商品の概要を解説します。
商品名 | みずほ銀行カードローン |
利用条件 | ・ご契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方 ・安定かつ継続した収入の見込める方 ・保証会社の保証を受けられる方 ※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 ※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。 |
利用使途 | 自由(消費性資金の利用に限る) |
利用限度額 | 800万円 10万円~借入可能 |
借入金利 | 実質年率2.0%~14.0% ※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。 |
保証会社 | 株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)、アイフル |
みずほ銀行カードローンの審査・申込について
キャッシングを申し込んでからの審査、申込手順について解説します。
審査回答時間について
みずほ銀行カードローンはスピーディな審査回答が可能となっています。
また、審査を行う上での確認のため保証会社・審査会社のオリコ(オリエントコーポレーション)やアイフルから電話で審査に伴う申込内容の確認の連絡がある場合があります。
審査を速やかに完了するためには口座を持っていることが一つの条件といっても過言ではりません。入力の段階でみずほ銀行の預金口座、通帳の情報を入力する場面があるので通帳を手元に持っていると入力もスムーズです。
申込手順について
申込方法としてはインターネット経由でパソコン、スマホから申し込みが通常のルートになります。みずほ銀行としての店舗はありますが、ネットからの申し込みが早いのでおすすめです。
申込専用フォームに必要事項を入力して申し込みが完了します。その後、すぐに受付メールが届きますので正常に申し込みができたかどうかが確認できます。携帯でも見られるEメールアドレスを登録しておくことをおすすめします。
その後、審査が行われます。上記のように最短即日から、2、3日の審査回答時間を経てメールで審査結果の回答が届きます。
申込時にメールアドレスを登録していない場合は電話や手紙、郵送での連絡となります。この場合は2,3日の回答時間以上に時間がかかる可能性がありますので早めに審査結果を貰いたい場合はメールアドレスを必ず登録しておきましょう。
審査結果で問題ないということになれば、本人確認が行われます。自宅や勤務先に電話連絡があります。
電話確認で問題なければローンカードが発行されることになりますが、下記項目で示した本人確認書類や借入金額によって収入証明書の提出でみずほ銀行側で確認出来次第の利用開始となりますので、本人確認以降、こちらも2,3日かかることは想定しておいたほうが良いでしょう。つまり、ローンカードが届いてもすぐに利用することができません。
ローンカード発行とともに本人確認の提出をウェブサイトにてアップロードすることになります。
その提出物の確認も先方で行う必要がありますので、申し込みから利用開始までは1週間程度は最低かかると考えたほうが良いでしょう。
書類のやりとりや審査回答が郵送となっていた場合はそれ以上にかかる可能性がありますので一番最初の申し込みから融資までの時間を出来るだけ短くしたいということなら大手消費者金融や銀行カードローンを選ぶことも考えたほうが良いかもしれません。
申し込みに必要な書類は?
審査回答で問題ないという結果をもらって、本人確認情報を送付する段階になりましたら次のような書類の提出が求められます。
運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、各種健康保険証、印鑑証明、住民票などのいずれか1通のコピーを携帯電話やスマホのカメラもしくはプリンタでスキャンしてpdfや画像ファイルにして指定のあったURLからデータを送付することになります。
郵送は必要ないので便利で簡単です。操作に慣れていない方はスマホのカメラで写真を撮って画面を見ながらデータ添付するというなんとなくのやるべきことをイメージしておけば大丈夫です。
借り入れ額によっては収入証明書も追加で必要になります。
みずほ銀行カードローンの場合は収入証明書が必要となります。源泉徴収票や納税証明書などを提出する必要があります。
加えて、印鑑も必要となることがあるので準備しておきましょう。
収入証明書は源泉徴収票、住民税決定通知書または課税証明書、納税証明書、確定申告書などがいずれか1つ提出すべき収入証明書となっています。
審査の結果、上記書類以外にみずほ銀行指定の書類が必要になる場合もあるようです。なお、収入証明書は50万円未満の借り入れであっても求められることがありますので念のため必要となるかもしれない点は気に留めておいたほうが良いでしょう。
申し込みに関する注意点
返済について
キャッシングでの借入後の返済方法、返済額などについて解説します。
返済方法について
以下の場所、方法で返済が可能となっています。
振込、口座引きお落としによる返済 | ATMでの現金入金 指定口座からの引き落とし(約定日は毎月10日) みずほダイレクトによるインターネットバンキングを利用した振込 |
ATMでの返済 | 以下のATMで返済が可能となっています。 ゆうちょ銀行ATM 全国金融機関提携ATM(みずほグループ以外も可能) セブン銀行ATM ローソンATM E-netがあるATM(ファミリーマート、サンクス等のコンビニ) ※手数料がかかる場合があります。 |
返済金額について
現在の借入額、前月分の約定額に応じて定例返済額が確定します。借入残高毎の返済額は下記の通りです。
利用限度額200万円未満の場合
2千円未満 | 残高全て |
2千円超10万円以下 | 2,000円 |
10万円超20万円以下 | 4,000円 |
20万円超 | ご利用残高が10万円増すごとに2千円を追加 |
利用限度額200万円以上の場合
2千円未満 | 残高全て |
2千円超20万円以下 | 2,000円 |
20万円超40万円以下 | 4,000円 |
40万円超 | ご利用残高が20万円増すごとに2千円を追加 |
可能なら返済できるときに一括返済含め、大きく返済しておくことをおすすめします。
みずほ銀行カードローンの評判について
本当にお金を借りても大丈夫か口コミ・評判など。
マネーセレクトの口コミ&アドバイス
みずほ銀行は日本の中でもメガバンクのトップを争う銀行で信頼性は抜群にあります。銀行ATMも全国に多くありますので借り入れと返済を行う上では利便性は高いのでおすすめです。
保証会社はオリエントコーポレーションとアイフルとなっており、審査もこれらの会社が行います。
みずほ銀行の職員にカードローンのことを尋ねてもわかりませんので注意が必要です。基本的にメガバンクは審査が厳しいと思ったほうが良いでしょう。
みずほ銀行のカードローンならではの特徴としては高額融資まで対応している点、そして、条件次第では低金利で融資を受けられる点です。他社・他行よりもお得に借りられるという点で高額融資を希望される方はおすすめです。
みずほ銀行は口座を持っている方にはスピード感のある借り入れが可能になっていますのでできればみずほ銀行を使っている、預金口座を持っている人が申し込むべきと思います。
どうしてもみずほ銀行そのものを初めて借り入れするまでに最速でも3週間、普通に1ヶ月くらいはかかるので早く現金が欲しい方にとっては不向きです。
みずほ銀行の住宅ローンを利用していればカードローンの金利も0.5%下がるなどお得なポイントがあります。
みずほマイレージクラブに加入していれば振り込み手数料が無料になるなど特典が多いです。
正直、みずほ銀行カードローンは口座を持っている方向けの商品といっても良いと感じています。
みずほ銀行カードローンで借りるべき人、おすすめできる人
みずほ銀行を既に利用している方
普通預金口座を持っていればスムーズな申し込み及び融資手続きが可能です。
住宅ローンをみずほ銀行で利用している方
カードローンの金利が0.5%下がります。
高額融資を希望されており、年収や勤続年数などの属性が良い方
他行と比べてかなり低金利なのでお得に借り入れすることが可能です。最大になると800万円まで借り入れが可能です。
利用可能なATMの数、サービス機能面を重視したい方
みずほ銀行のATMは日本でも1,2位を争う数なので全国で便利に利用可能です。他にもスイングサービスや自動貸越など普通預金の利用と連動したカードローン利用もできるので便利です。
みずほ銀行カードローンで借りないほうが良い人、おすすめできない人
みずほ銀行を利用していない方
みずほ銀行の預金口座がない方は申し込みは可能ですが口座開設が必須で借り入れまで3週間以上かかります。手間と時間がかかることは頭に入れておく必要があります。
返済を楽にしたい方
最低返済額が50万円以上で1万円毎月返済となるので他行や他社の金融業者と比べて少し高い金額の返済が必要です。返済を楽にしたい場合は他行を検討しても良いでしょう。最低2,000円からという業者もあります。
その他のみずほ銀行のローン商品について
みずほ銀行カードローン以外の他のローン商品について簡単に解説します。カードローンは使途が自由(消費性利用に限る)のに対し、他のローンは使途が限られる分、金利や返済期間で優遇されています。お金を借りる目的に応じて検討・利用するのが賢いお金の借り方です。
みずほMyWing
みずほマイウイングは頑張る人のための多目的ローンでカードローンとは異なりキャッシュカードでローンするようなイメージです。カードローンよりは借入返済の手軽さはありませんが、自由に使えるので場合によってはこちらのローンも検討してみてください。審査はカードローンとは違っています。
住宅ローン
みずほ銀行では通常の住宅ローンとネット住宅ローンとがあります。ネット住宅ローンは来店不要で書類等のみでの手続きになり、金利も少し低いのが特徴です。
みずほ銀行住宅ローンは住宅購入資金、リフォーム資金、住宅設備関係の資金に利用が可能です。もちろん、フラット35にも対応していますし、住宅ローンセミナーの定期的な開催、住宅ローンの団信保険の充実などメガバンクならではの特徴があります。
教育ローン
最長10年で300万円までの借り入れが可能なのがみずほ銀行の教育ローンです。金利も変動で3%中盤から。子供が学校に就学するタイミング以外でも子育てに関わる部分で利用することが可能となっています。
みずほ銀行の教育ローンもネットで申込手続きが完結、郵送での書類のやりとりだけで来店不要で進められるのも特徴です。
マイカーローン
みずほ銀行にはカーローンはありません。
その他のローン商品
その他、プライベートバンキング、リバースモーゲージなどの個人向け商品、投資家向け、地主大家向けのアパートローンもあります。
事業主向けには資金調達として充実したサービスがあります。コミットメントラインは限度額を設定して何度でも借り入れができる法人向けサービスです。他にも不動産を担保にしたローンも組むことができるなど多くの融資サービスや信託関係のサービスがあります。
まとめ
以上、みずほ銀行カードローンの特徴やお金を借りる前の注意点、返済、審査などについて解説しました。
申込条件やお金を借りる金額によって年率が変動したり、返済額も異なったりますので実際にカードローンでお金を借りるときはよくシミュレーションしておくことが重要です。
みずほ銀行を含めた主要なカードローン全般から検討されたい方は、即日お金を借りるときの金利の比較や審査会社、アルバイト・学生などの申込条件について以下の記事も参考になりますのであわせてチェックしてみてください。
参考:みずほ銀行 公式サイト