福岡銀行カードローンの申込み条件や審査、返済額や口コミ・評判を解説

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福岡銀行カードローン

キャッシング・カードローン解説の内容について
福岡銀行のカードローン(通称:ふくぎんカードローン)でお金を借りる前に確認しておきたいポイントとして、カードローンの特徴、申込条件、審査、利用可能なATM、金利や毎月の返済額、その他注意点を示していきます。
金融機関コード:0177

福岡銀行カードローン3つの特徴

福岡銀行福岡銀行カードローンには以下の様な特徴があります。

当ページでは一般的な福岡銀行カードローンを解説します。

口座がなくて申込み可能

福岡銀行の銀行口座がない方でもカードローンの利用が可能です。PCやスマホからネットを通じて申込みを行い、仮審査の上、契約に進むことになります。返済もATMなどから行えるので結局口座が必要になるということもありません。他の地銀は申込みはできるが、結局口座を作らなければらなないということもよくあるので福岡銀行はその点、口座作成無しでカードローン利用ができるので他行とは異なるメリットです。

専業主婦・専業主夫、年金受給者でも借りられる

配偶者に安定した収入のある方であれば福岡銀行のカードローンが利用可能となっています。専業主婦でもお金を借りられることは地銀では珍しい特徴となっています。

年金で暮らしている年金受給者も借り入れ可能となっています。ただし、年齢制限もありますので対象年齢は確認しておいたほうが良いでしょう。

専業主婦や年金受給者が借りられる金額の明確な記載はありませんが、審査の結果で少額にはなることが多いでしょう。

審査から振込まで最短2日で対応

福岡銀行の銀行口座があって、キャッシュカードを保有、WEB完結の申込み方法であればカードローン申込み方法から振込まで最短2営業日で対応してもらえます。様々な条件がありますので当ページの下記、カードローン申込時の注意点を必ずご確認ください。

なお、下記の窓口での申込み・相談が可能となっています。

福岡銀行カードローンプラザ フリーダイヤル:0120-608-292

お金を借りる前の注意点

キャッシングする前、カードローンでお金を借りる前に注意する点を解説しておきます。

カードローン利用申込みから最短2営業日で振込があるが条件あり

福岡銀行カードローンは特徴の一つとして申込み、審査、振込までの時間が2日間で行ってもらえる点があります。

ただし、最短期間で振込してもらうためには以下のような条件をクリアしなければなりません。

前提条件として、福岡銀行の銀行口座が持っており、キャッシュカード保有の方でインターネット申込みを行える方に限られます。

口座がなければ最短での借り入れはできませんのでご注意ください。

WEB完結で申込みを行えば、最短で翌日までに審査結果の連絡が電話であり、その後、電話で申込み内容の確認や借り入れ希望金額などを確認し、翌日に振込してもらえます。インターネットでの申込みではなく、郵送などの契約になると最短振込とはなりませんのでご注意ください。

専業主婦・専業主夫の方は電話や郵送での契約のみ

専業主夫・専業主婦の方は銀行口座があったとしてもインターネット申込みはできなくなっています。

電話や郵送での契約が基本となっています。配偶者の収入証明書などの情報のやりとりが必要なためです。

福岡銀行では配偶者の収入を前提に借り入れして返済が問題なく行えるかという収支割合などが一つの審査条件となっています。

借り入れ額300万円を超えるか超えないかで申込み条件、手順が異なる

福岡銀行のカードローンは最大1000万円までが融資限度額となっていますが、借り入れ300万円という一つの区切りで申込み条件や申込み手順が異なっています。

借り入れが300万円を超えない場合はインターネット申込み(WEB完結)が利用できたり、収入証明書の提出が不要だったりと申込み側にとってのメリットが多くあります。しかし、借り入れ額が300万円を超える場合はインターネット申込み不可、収入証明書の提出が必要、最短2営業日での振込も不可となっています。

カードローンや消費者金融からお金を借りるなら以下の記事も参考にしていただけます。

福岡銀行カードローン商品概要

福岡銀行カードローンのカードローン商品の概要を解説します。

商品名 福岡銀行カードローン
利用条件 年齢20歳以上69歳以下
パート・アルバイトの安定収入のある方、配偶者が収入のある専業主婦・専業主夫、年金受給者の方も借り入れ可能
居住地及び勤務地が九州(福岡県、長崎県、佐賀県、宮崎県、熊本県、鹿児島県)、山口県の方
指定の居住地外でも福岡銀行の銀行口座をお持ちの方
利用使途 自由(消費性資金の利用に限る)
利用限度額 1000万円
10万円から借り入れ可能
借入金利 実質年率3.0%~14.5%
保証会社 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社

福岡銀行カードローンの審査・申込について

キャッシングを申し込んでからの審査、申込手順について解説します。

審査回答時間について

福岡銀行カードローンは申込みから審査結果の報告まで最短翌日、現金振込までは審査結果連絡の翌日、つまり、申込みから振込まで最短2営業日となっています。これはWEB完結での申込みに限られます。

ただし、あくまで最短での時間になっていますので必ずしもこのくらいの時間で回答があるとは考えないほうが良いでしょう。

審査はあくまで保証会社のSMBCコンシューマーファイナンスが行っています。福岡銀行の行員に審査のことを尋ねても分かりません。

申し込み手順について

申し込み方法としてはインターネット経由でパソコン、スマホ、電話、FAXで申込み可能です。

FAXの場合は福岡銀行のサイトにある申込書をダウンロード、印刷してFAX送信することで申込みができるのでFAXでも早くて簡単な申込みが可能です。

PCやスマホによるインターネット経由での申込みの場合は本人確認のため電話連絡があるようなので、携帯電話等でスタンバイしておいたほうがスムーズに手続きが進められます。

申し込み後は審査が行われます。審査結果の回答は電話は郵送書面にての回答となります。

福岡銀行では仮審査と呼んでいますが、仮審査に通れば後は電話で契約内容の確認を行って問題なければカード発行という流れになります。

福岡銀行の銀行口座を保有していない方はPC、スマホ、郵送、FAXなどでの申し込み後、電話・郵送で仮審査の審査結果の連絡があります。

その後契約手続きを経て、ローンカードを発行することになりますが、最短2営業日での最速融資とはなりませんので注意が必要です。1週間以上は見ておく必要があるでしょう。

ローンカードが届けばATMでの借り入れや振込での借入が可能です。

申し込みに必要な書類は?

借り入れ額が300万円未満の場合は所得の証明は不要です。WEB完結の場合は既に口座があってキャッシュカードも持っているということで必要書類は必要ありません。

通常必要な書類は個人が特定できる証明書として運転免許証や健康保険証などとなります。電話やFAX、郵送での申込みの方、口座を持っていない方の申込時には必要です。

申し込みに関する注意点

カードローン審査後、契約後、それぞれ福岡銀行から電話や郵送にて連絡が来ることになりますが、「カードローン」という言葉は出さず他の方にカードローンとは分からないように配慮してもらえます。自宅にローンカードが届くときでも安心です。

返済について

キャッシングでの借り入れ後の返済方法、返済額などについて解説します。

返済方法について

キャッシングでの借り入れ後の返済方法、返済額などについて解説します。

振込による返済 返済日に利率計算され口座引落によって返済となります。返済日は任意に設定可能です。
WEB完結の申込みで借り入れされた方は毎月14日が引き落とし日・返済日となります。
ATMで返済 以下のATMで返済が可能となっています。
福岡銀行ATM
熊本銀行ATM
親和銀行ATM
ゆうちょ銀行ATM
全国の提携金融機関ATM(都市銀行、メガバンク)
セブン銀行ATM
ローソンATM
E-netがあるATM(ファミリーマート、サンクス等のコンビニ)
バンクタイムATM※返済のみ
※手数料がかかる場合があります。

返済金額について

現在の借り入れ額、前月分の約定額に応じて定例返済額が確定します。借入残高毎の返済額は下記の通りです。

2千円未満 全額
2千円超10万円以下 2,000円
10万円超20万円以下 4,000円
20万円超30万円以下 6,000円
30万円超40万円以下 8,000円
40万円超50万円以下 10,000円
50万円超100万円以下 20,000円
100万円超200万円以下 30,000円
200万円超300万円以下 40,000円
300万円超400万円以下 50,000円
400万円超500万円以下 60,000円
500万円超600万円以下 70,000円
600万円超700万円以下 80,000円
700万円超800万円以下 90,000円
800万円超900万円以下 100,000円
900万円超 110,000円

可能なら返済できるときに一括返済含め、大きく返済しておくことをおすすめします。

福岡銀行カードローンの評判について

本当にお金を借りても大丈夫か口コミ・評判など。

マネーセレクトの口コミ&アドバイス

福岡銀行は貸付残高が地方銀行3位と銀行系(地銀系)の中でも横浜銀行、千葉銀行に次いで優良な銀行という位置づけです。

福岡県が本部となっていますが、九州全体、山口県でも支店を構えています。九州ではNo.1の地方銀行といっても良いでしょう。

九州地方の方でカードローンを利用したいと考えておられる方は全国対応の消費者金融やメガバンクだけでなく福岡銀行カードローンも検討の一つに考えて選ぶと良いと思います。

カードローン商品としては特徴的なのは上記した3点の特徴、審査時間が短い点、専業主婦の方や年金受給者の方も借りられる点、口座がなくても申込み、利用ができる点はカードローンの商品力としては高いと思います。

金利についても比較的低金利ですし、消費者金融と比べると結構な差になります。

限度額についても最大1000万円というのは横浜銀行と同等の水準です。門戸を広げた地方銀行カードローンといっても良いと思います。

口座が不要という点は福岡銀行の銀行口座がなくても利用できるということですが、利用対象者としては九州地方と山口県の方に限定されています。

全国対応しているというわけではありませんので、申し込める人は全ての方OKというわけではありません。

それでも来店不要で申し込み、利用ができますし、しかも運転免許証や収入証明書の提出が不要なので特にキャッシュカードを作っている方はすぐにでも現金を借りることができるように仕組みが整っていますので便利に使えるカードローンだと思います。

福岡銀行カードローンで借りるべき人、おすすめできる人

福岡銀行カードローンの口座を持っていない方、作成不要を希望する方

福岡銀行の銀行口座を持っていない人もで申込可能なのが特徴です。さらに申し込み後も銀行口座の作成は必要ありませんので無駄に口座を増やしたくないという方におすすめです。

専業主婦、専業主夫の方、年金受給者の方

配偶者に収入があれば専業主婦の方でも借り入れが可能です。年金受給者の方も年金がきちんと受取ができていれば借り入れが可能となってます。

福岡銀行カードローンで借りないほうが良い人、おすすめできない人

九州地方、山口県以外に居住されている方

福岡銀行の預金口座の作成は不要ですが、勤務先や居住先に制限があり、九州地方と山口県以外の方は申込不可となっています。

その他の福岡銀行のローン商品について

福岡銀行カードローン以外の他のローン商品について簡単に解説します。カードローンは使途が自由(消費性利用に限る)のに対し、他のローンは使途が限られる分、金利や返済期間で優遇されています。お金を借りる目的に応じて検討・利用するのが賢いお金の借り方です。

なお、以下は主に個人向けローン商品を掲載しています。一部、法人・事業者向けのローンも商品名・概要のみ紹介します。

おまとめフリーローン

福岡銀行カードローンのもうカードローンに近いローン、「おまとめフリーローン」があります(旧ナイスカバーカードローン)。

こちらは限度額が500万円、融資期間が15年と長期利用可能、パート・アルバイトの方も利用できるなど、カードローンと対象者は近い商品です。

ふくぎんカードローンと違ってローンカードは発行されず、郵送などで契約書を交わしたり、借入額を調整したりする分、若干の手間はかかるでしょう。それでも使途は自由なので便利に使えると思います。こちらも福岡銀行の口座がなくても申込み可能です。

他、カードローン系で「ナイスカバー カードローン」というローン商品がありましたが現在は取扱を中止しています。

住宅ローン

福岡銀行の各支店で住宅ローンの申込みが可能となっています。住宅購入、借り換え、リフォームなどで使える商品です。

頻繁に住マイルギャラリーというセミナー・イベントを開催していおり、そこで住宅建築等の相談の他に、ローンの相談も可能となっています。福岡銀行の建築士が対応するというのも面白いですね。

関連するローンとして「住まいるローン」という住宅ローンを利用されている方が使えるローン商品で、変動金利で最大300万円まで使途自由で使えるローンとなっています。

千葉銀行ならではの特典としてはネット審査を行えばプレゼントがもらえたり、上記の保障がついた団信保険料が一部安くなったりしますのでお得な点も多いです。

マイカーローン

福岡銀行のマイカーローンは新車、中古車の購入費用等で、利用可能なローン商品です。金利は2.8%前後となっており、ディーラー経由でローンを組むかどうか検討に値する水準です。保証料込みで利用できますのでお得になるケースも多いと思います。

ネットから申し込むと金利が下がるキャンペーンも頻繁に行っているので自動車購入の方はチェックしてみてください。

教育ローン

福岡銀行の教育ローン「教育カードローン」はカードローン感覚で使途自由に利用できるローンとなっています。他にも学資ローンというのもあり、こちらのほうが教育ローンとしては一般的なものかもしれません。

どちらも1000万円まで借りられることができますし、お子さんが在学中は利息の支払いのみでOKとなっており、教育への利用が余裕を持って行えるのが特徴です。

お子さんがいらっしゃる家庭であれば教育ローンをうまくつかってカードローンよりも有利に使えることもあるので検討してみると良いと思います。

その他のローン

個人向けであれば多目的ローンとしていくつかローン商品があります。結婚資金・披露宴費用に使えるブライダルローン、墓の購入や墓地にかかる費用に使えるメモリアルローン、高額医療費・入院費にかかる費用に使えるメディカルローン、バイク購入に使えるロードバイクローン、カメラの購入に使えるカメラローン、楽器の購入に使える楽器ローンがあります。目的が明確ならこれらのローンを使ったほうが金利が低いことが多いのでお得です。

他にも地主の方や投資家の方が使える空き家対策に使えるローン、リフォームローン、アパートローンなどがあります。

事業者向け・法人向けのローンとしては通常一般的に利用できるローン「ベストリリーフ」があります。他にも税理士と繋がりが強いTKCのローン、不動産担保ローン「ロングリリーフ」などがあります。

まとめ

以上、福岡銀行カードローンの特徴やお金を借りる前の注意点、返済、審査などについて解説しました。

申込み条件やお金を借りる金額によって年率が変動したり、返済額も異なったりますので実際にカードローンでお金を借りるときはよくシミュレーションしておくことが重要です。もちろん、本当にお金を借りるべきかもしっかり自分の中で確認しておいてください。

福岡銀行を含めた主要なカードローン全般から検討されたい方は、即日お金を借りるときの金利の比較や審査会社、アルバイト・学生などの申込み条件について以下の記事も参考になりますのであわせてチェックしてみてください。

福岡銀行 公式サイト

牧村和慶

株式会社Crepas 代表取締役
マネーセレクト著者・監修者。お金に関わる分野の取材活動を通じて、債務整理、カードローン、節約など問題解決に尽力している。

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