ランドセルのデザインを詳しく比較!!ブランド別と特徴を専門家が分析します

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ランドセルを選ぶとき、限られた時間で探す大変さを痛感しました。

例えばとあるデパートを連れていって見れたブランドといえば3、4つ。

ふむふむ、オリジナルコラボデザインで限定数が決まっているのね?予約開始時期は…と説明を聞いてもうお昼。一息ついて次はショールームに…というタイミングで「もう疲れた~帰る!」と言われ(泣)。

1箇所で見ることができるブランドには限りがあります。比較的数が集まっているのはデパート。

セイバンさんなど老舗ブランドが多いのですが、残念なのはデパート側の事情で展示が遅め。

展示規模が整う時期に人気ブランドが完売しています。

週末の定番スポット、イオンにも多くのデザインが展示されますがCMの影響が強く「○○ちゃんと同じランドセルがいい!」と、こどもの冷静な判断にかけてしまったり。

人気ブランドの中にはショールームなんてあるけれど、都市部に数か所。場所もまちまちで、親が付き合える範囲で決める結果になってしまいます。

そこで!各ブランドを一気に比較でき、理解できる情報を発信できないかと、本ページにまとめることを思いつきました。

各ブランドのデザインの特徴を文書にまとめ、1番売れている代表的なデザインを合わせて掲載します。そうすれば文字が読めない子でも一緒に楽しめるでしょ?
「これがいい!」「じゃ実際に見に行こうか?」と、満足できるランドセル選びのヒントになれば幸いです。

ランドセルのブランドの特徴、じっくり説明するとどんな感じ?

ランドセルってひとことで言っても奥が深いんです。よく耳にするブランドでいえばイオンとか、フィットちゃんとかあるじゃないですか?イオンは総合スーパーだから、当然、自社工場でなんてつくっていない。

フィットちゃんとかの有名ブランドに発注しているOEM製品ってわけなんです。

なので(あくまで例ですが)フィットちゃん→イオン→消費者って流れより、フィットちゃん→消費者とランドセルメーカー直売が安い。

製造元だから故障したらすぐ直してくれたり、対応が迅速かつ的確。

でも!それじゃみんなフィットちゃんで買ってしまうから、イオンでしか手に入らないデザインですよ~と、付加価値がついている、というわけなんです。

また最近増えているのが‘企画物’。

普段は服とか、事務用品とか、ランドセル以外のものをメインで販売したいるブランドが、もっと知ってもらいたいという想いを込めてリリースしているランドセル。

これは注意が必要。有名でしっかりしたブランドなら、型崩れなどそれなりの介入をしているけれど、デザイン重視で売れればいいってところも正直あります(年々比較していると、大幅に値上げしているブランドなどがアフターフォローもイマイチでどうかと感じています)。

それでもこどもが気に入ったというなら、買うべきだとわたしは思います。しかしデメリットをしっかりと、親が把握しておき、万が一のケースにしかるべき対応をすることを考慮して。

それが嫌なら、検討しているブランドのデメリットを見て、こどもの性格を考慮し、戦略をたてましょう!

ランドセルブランドの特徴・分類表

各ランドセルの特徴 どんな感じ?

ここでは、ランドセルをリリースするブランドの特徴を説明します。ランドセルを販売する形態には幾つかの種類に分類することができ、ある程度似通った特徴があります。

こどもが好きなデザインを把握したら、親が品質や機能を助言する出番というわけです。

ここでは各ブランドを分類にわけ、具体的なブランドに分類した表を掲載します。

分類 生産性・販売形態・アフターサービス等 デザイン ブランド
自社製造 ランドセル専門メーカー
(工房)
・生産数が限られる(売り切れるケースもある)、受注生産
・丁寧な製法で耐久性に優れる
・直販のみが一般的
・素材やカラーの風合いを大切にしたベーシックなデザインが多い
・牛革、コードバンを中心に展開している(クラリーノの手掛けるブランドもある)
・価格はクラリーノと比べやや高め
生田ランドセル、鞄工房山本、ガルソン、土屋鞄、池田屋(ぴかちゃん)、萬勇鞄
ランドセル専門メーカー
(工場)
・生産スピードがはやく、今期中の再販が可能
・修理依頼がスピーディで手間がかからない(専用のコールセンター常設のメーカーもある)
・直販、姉妹店、デパート、代理店、総合スーパー等(広く、販売先に応じモデルをかえているケースもある)
・トレンディなデザインが豊富でカラーバリエーションも多い
・工房系と比べ、機能派(軽量化や安全対策、利便性の向上等)
村瀬鞄行(エディランド)、神田屋鞄製作所(カルちゃんちゃん)、ナース鞄工、セイバン(天使のはね)、ハネッセル、ハシモト(フィットちゃん)、協和(ふわりぃ)、マツモト(くるピタ・ケイパ)、羅羅屋(ララちゃん)
委託製造 大手ファッションブランド、文房具会社等 ・ブランドコンセプトがしっかりとしているメーカーほど、品質も安定している
・実店舗以上にインターネットでの販売にシフトしつつある
・ブランドイメージから、デパートに並ぶ上位モデルライン(本革や最高品質)が設定されていることが多い コクヨ×あんふぁん、サンリオ、ディズニー(公式)、ベネトン、ミキハウス、メゾピアノ、リ・スタイルキッズ(ポーター)
スポーツメーカー ・人気が集中し、特に人気カラーは早期に売り切れてしまう
・デパート、代理店での販売が一般的(直販も定数ある場合もある)
・スタイリッシュでスポーティ(蛍光カラーのコンビ配色)
・カーボン調素材
ナイキ、プーマ
大手総合スーパー ・全国の実店舗、公式ネットショップでの展開が一般的 ・価格帯を意識したデザインの区分け、カラーバリエーションが多い
・キューブ型やA4フラット対応など、目だった機能を戦略とする
アピタ・ピアゴ、イトーヨーカドー、イオン(かるすぽ)
インテリア(家具) ・全国の実店舗、公式ネットショップでの展開が一般的
・学習机と合わせた販売が一般的だったが、学習形態の変化に伴い、ランドセル製造自体が少なくなってきている
・トレンドを意識したデザインを豊富なカラーバリエーションから、リーズナブルな価格で購入することができる ニトリ
その他中小規模 ・ネットショップ(楽天)を主体とし、実際のランドセルは全国のポイントをまわる展示会方式で行われる
・デザインをウリにしているため、機能仕様のバランスがとれていないケースが目立つ
・修理時に送料が発生したり、修理内容が限定される
・女の子向けデザインをターゲットとした装飾系デザインがメイン
・外国人こどもモデルを採用した、華やかなプロモーションで魅力的
・トレンディでこどもが気に入るデザインが多い
キャサリンコテージ(※こども服)、三協堂ツイン(ニノニナ※文具店)、シブヤ文房具(森ガール等※文具店)、ラピス(リリコ※文具店)

これらアフターメンテナンスの手厚さは区分問わず、会社の規模の大きさやポリシーによります(特に送料に違いがでます)

男女・分類別に比較表で紹介

ここではこどもが好むデザインから、ランドセルブランドを絞り込むことができるよう、各ブランドのデザインの特徴を分類してみました。

ランドセル画像の番号(1~6)と、デザイン分類表の分類名は連動しているので、合わせて確認してみてください。また分類1~6の順に、人気のあるデザインとなっています。

男の子向けデザインを比較

※以下はデザイン分類の参考例です(現時点、販売が終了しているモデルを含みます)

男の子のランドセルデザインを比較

デザイン分類 デザインの特徴 ブランド
①ベーシック(本革)
例)タフボーイ
オーソドックス・シンプル
・本体×刺繍糸のコンビカラー
・本体×ヘリ巻きのコンビカラー
※黒×青、黒×赤が人気
・本革はカブセのラインなど、ディテールの美しさがある
※ベーシックに紋章モチーフの鋲の組み合わせも多い
鞄工房山本、かるすぽ、カルちゃん、ガルソン、土屋鞄、ナース鞄工、ぴかちゃん、萬勇鞄、ミキハウス
①ベーシック(クラリーノ)
例)タフボーイ
アピタ・ピアゴ、イトーヨーカドー、エディランド、かるすぽ、カルちゃん、ガルソン、コクヨ×あんふぁん、ディズニー、ナース鞄工、ニトリ、セイバン、ぴかちゃん、フィットちゃん、ふわりぃ、萬勇鞄、ミキハウス、ララちゃん
②スポーティ・幾何学
例)グッドボーイ
カジュアル・スマート
・カーボン調素材
・蛍光カラーコンビ配色
・幾何学模様のモチーフ、ステッチ、刺繍
イトーヨーカドー、鞄工房山本、かるすぽ、コクヨ×あんふぁん、サンリオ、ナイキ、ナース鞄工、ニトリ、セイバン、ハネッセル、フィットちゃん、ふわりぃ、プーマ、マツモト、ミキハウス、シブヤ文具店、ララちゃん、ポーター
③メタリック
例)ハンサムボーイ
スタイリッシュ・クール
・ゴールドやシルバーなどのメタリックカラー
ぴかちゃん、フィットちゃん、萬勇鞄
④強さ・ちからづよさ
例) モダンクラシカル
ワイルド・パワフル・ハード
・戦隊ものをイメージさせる、力強さのあるデザイン
・大胆なコンビ配色
・へり角の補強
イトーヨーカドー、セイバン、フィットちゃん、マツモト
⑤インテリ
(クラリーノ・本革)
例)ナイト騎士
インテリ・知的
・落ち着いたカラー、デザインで上品
・紋章(エンブレム)モチーフ、刺繍・素材(本革)の風合い、カラー
イトーヨーカドー、鞄工房山本、かるすぽ、キャサリンコテージ、ニノニナ、セイバン、フィットちゃん、ベネトン、ミキハウス
⑥ウェスタン
例)テキサスボーイ
おしゃれ
・カジュアルでおしゃれ
・元気を感じる明るいイメージ
・アンティーク調
かるすぽ、フィットちゃん、萬勇鞄、ミキハウス、リリコ

※デザインの種類が多いブランドは、複数にわたって分類しています(豊富なラインナップは本ページ別表【ランドセルブランドの特徴・分類表】の特徴からも読み取れます、逆にデザインが限定されたブランドは、ラインアップ数が増すにつれ、色が濃い傾向にあります)また、1つのデザインで2つのデザイン要素にまたがるケースも重複し、記載しています
※デザインの分類を行う上でブランドとそのライン名まで紐づけることも可能ですが、ライン名の数が多く、分かりづらくなってしまうためブランド名のみの記載とします(ラインの多いブランドも男女別10ラインナップ程度なので、デザイン区分を把握していれば辿れるかと思います)
※ベーシック(本革)の分類はデザインのイメージを把握する目的なので、クラリーノと同様のイメージを掲載しています(フィットちゃんに本革ラインがないことも理由の1つです)

女の子向けデザインを比較

以下の代表的なランドセルについて6つにデザインをわけて比較していきます。

女の子向けランドセルのデザイン

デザイン分類 デザインの特徴 ブランド
①ラグジュアリー
例)ロイヤルローズ
ラグジュアリー・ゴージャス・華やか
・光沢のあるパール素材が人気
・刺繍が細かく、繊細・刺繍に合わせ、箔押し、型押しが刻印されている
・レースや薔薇といった華やかなモチーフが多い
・ファッションブランド、文房具屋に多く採用されているコンセプトデザイン
イトーヨーカドー、かるすぽ、キャサリンコテージ、サンリオ、ディズニー、ニノニナ、セイバン、フィットちゃん、ベネトン、メゾピアノ、シブヤ文具店、リリコ
②控え目装飾系
例)あい・愛ティアラ
かわいい・綺麗
・6年の使用を考慮した、バランスのよい装飾度合
・ラグジュワリーと比べ、装飾度合が控え目だが、パール素材のラインナップも多い
・女の子に1番人気のあるデザイン
・ティアラやハート、リボンモチーフが多い
・キャラクターモチーフに多いデザイン
・型押し+刺繍、型押しのみのデザインもある
アピタ・ピアゴ、イトーヨーカドー、エディランド、かるすぽ、カルちゃん、コクヨ×あんふぁん、サンリオ、ニトリ、セイバン、フィットちゃん、ふわりぃ、マツモト、萬勇鞄、ミキハウス、メゾピアノ、シブヤ文具店、ララちゃん
③ベーシック
例)フィット201
ほっこり
・暖色系の単色ベース(赤・キャメル)
・リボンや花、ハートモチーフが多い(ベーシックなデザインを含む)※キャメルカラーが人気急上昇中!
・天然皮革素材のブランド(男の子と比べ、人気は低い)
イトーヨーカドー、鞄工房山本、かるすぽ、カルちゃん、ガルソン、コクヨ×あんふぁん、土屋鞄、ナース鞄工、ニトリ、ニノニナ、ぴかちゃん、フィットちゃん、萬勇鞄、ミキハウス、シブヤ文具店、ララちゃん
④花・蝶モチーフ
例)ロマンティック
大人っぽい・インテリ
・落ち着きを感じるデザイン(高学年でも可)
・黒など、ダークカラーベースが多い
鞄工房山本、フィットちゃん、萬勇鞄、ミキハウス
⑤カジュアル・ポップ
例)ポップガール
カジュアル・活発
・大ぶりなコンビ配色など元気なイメージ
かるすぽ、カルちゃん、コクヨ×あんふぁん、ナース鞄工、セイバン、フィットちゃん、マツモト、シブヤ文具店
⑥個性的
例)ハンサムボーイ
個性的・インパクト
・メタリックカラーなど、ほかとは少しかわったテイスト
・ピアノモチーフ
アピタ・ピアゴ、ぴかちゃん、フィットちゃん、メゾピアノ

※女の子は牛革以上にクラリーノ向きデザインを好む傾向があるので、素材での区分はしていません

ランドセルのデザインまとめ

ランドセル選びではお気に入りのデザインに加えて、デザインの特徴が持つ特徴を捉えておくと良いでしょう。

デザインは個性的で6年間の小学校時代の思い出になるものです。じっくり選んでお子さんに合ったランドセルを選んであげてください。

株式会社Crepas 牧村留美子

ランドセル選びの専門家
10年以上ランドセルを分析してブログで情報発信をしている。あんふぁん三越伊勢丹ランドセル特集を執筆。

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